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歌劇(ヅカ.OSK)オタでジャニオタでアニオタの独り言。スタジオライフ、2.5次元も嗜みます。主観で好きなことを好きなだけ書いてます。

【OSK日本歌劇団】夏のおどり【観劇】

行ってまいりました!!

コロナのせいで土日の公演がなくなったのは悔しいですが、全部飛んでしまった去年の流れを思えば、平日だけでも松竹座の公演ができるって最高です。

そんな最高の奇跡の端っこにそっと触れるように、行ってまいりました!!

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松竹座!!!

実は初めてです!(というと驚かれるけど、最近贔屓が出てなかったから、必然的に見るタイミングがなかったやつ)

大きくて趣のあるいい劇場ですね。やっぱり新橋演舞場みたいに、提灯が客席についてたり天井も高い!

今回は花道が収納されていたので、ちょっと不思議な景色でしたね。あと感染対策で席はMAXで埋まらなかった状態で・・・それでも結構な人が、平日だけど来ていたのでなんだかすごくうれしかったです。

 

さて!今回は楊さんのトップお披露目!というわけで、踊りまくりの2幕洋舞レビュー!

とはいえ、1幕が40分、2幕が45分なので体感的なボリュームはちょうどよくで、身体もつらくないです(*個人の感想です)。

そしてさすがお披露目というか、楊さんは全場面に・・・出てます!どういうこと?てなるけど、ほんとーに全部の場にいる。

そして今回個人的なテンション上がりポイントは、贔屓の天輝レオくんが出ている事です!大きな劇場いつぶりだろう??めっちゃ嬉しい!

それでは順を追って、どんな景があってどこが刺さったか、つらつらと書いていこうと思います!

 

1幕の最初は、クラブ?バー?がやがやした喧噪を連れてみんなが椅子を引っ張ってきたりしながら徐々に盛り上がり、そこへ楊さん!というお決まりと言えばお決まり流れ。

メンバーを変えて色々な陣形で踊ってくれるので見ていて面白い!贔屓は途中で踊らなくなったけど、周りで小芝居していて、それも見たいし目が足りない。

あと途中でありすちゃん・さらちゃん・はねなちゃん・こころちゃんがピンクのふわっふわを纏ってマドンナみたいな感じで歌って、後ろは椅子ダンスのお兄様方!というのがあったんだけど、あとでプログラムみたら4人はチェリーガールズでした。な、なつかしい・・・昔、公式サイトの端っこにバナーあったな・・・!この4人適度にキュートで大人で、BPでも活躍したありすちゃんさらちゃんが引っ張りながらもはねなちゃんこころちゃんも負けてなくて、OSKの娘役は層が厚い!を見せつけてくれましたね。

その後ろで椅子踊りするレオくんがセクシーすぎてここも目が足りない。椅子踊りいいよね!!

総踊り華やかに決まって、白藤さんが一人残ってお歌を一曲。いつも思うけど、OSKってガンガンに躍らせたあと平気でしっとりした歌をうたわせるよね・・・春のおどりの時はえみちゃん、ちょっとくるしそうだったけど、白藤さんはさすがに技量・・・!

そして場面は変わって、桐生さんがセンターで「Destiny」のシーン。ここは私が好きなKAORIalive先生の振り付け!春のおどりの運命のダンスもすごく好きだったし、そのオマージュなので、もちろん好き!なんだけど、ちょっと1階でしか見てないので上から見たかった・・・という気持ちで満足度が70くらいにとどまってる。。。

ちなみに桐生さんは楊さんに引き継ぎ、みたいな感じで出てきたけど結構ガッツリ踊るしすごいすごい。

その後は「スーパースターマン」のシーン。最初は幕前にちはや君&まこちゃんが出てきて見せつける様なイチャラブを披露すると、それを見ながらヤバそうな雰囲気のカズキツバサ君が出てきて、逼迫したような歌を一曲・・・これ、ドラマティックでとてもいいんだけど、途中で座る振り付けがあって・・・そこが一階のフラットな席からだとちょっと見づらいんです。。。メリハリがあっていいんだけど・・・ね。

そしてそれが終わるとちょっとコメディっぽい場面へ。可愛い女の子たち、割とオールディーズなお衣裳でろっけんろーる!な感じ。

そんな中、謎のスーパーマン衣装の楊さんが搭乗。どうやらスーパーマンに憧れていて普段からその格好で社会の荒波に呑まれる企業戦士やってるらしい。どういう設定?

そんな中、最高にイケてるらしいプレスリンとマイケルンが各々の手下チームを引き連れてやってきて、ひと騒ぎ!霞む楊さんの存在、その格好も相まって誰にも相手にされずに落ち込んでると、可愛いロイスマリアン・千咲ちゃんが「スーパーマンじゃなくてもっとすごいスーパースターマンになればいいよ!」って励ましてくれるっていう・・・いやどういう設定?最後は最高の黒縁メガネをみんなに配ってスーパーマンポーズでせり下がっていく・・・うーん、どういう状況?

ちなみにここは贔屓のレオ君はプレスリン団で、登堂くんと相談してゲネから始めたトサカヘアで頑張ってました!マイケルン団は革ジャンで黒でスタイリッシュだけど、プレスリン団はスカジャンでヤンキー感が強かった!両チームがにらみ合うバトルダンスのシーンもあって、個々に見るのが楽しそうですね!

その後、華月さんがお歌を一曲。せり下がって下で着替えた楊さんもせり上がってきてダンスシーンで1幕は終了。ふむ、スーパースターマンのシーンが結構ボリュームがあったんですが、芝居っぽいのはそこだけで、あとはもうひたすら踊ってるな!というのが1幕終わった感想でした。

贔屓はあんまり群舞にいなくて、まあうん、そうね・・・と思いながらも、与えられた部分ではしっかりここにいるよ!って主張してくれたし、すっごく楽しそうなのでこっちもうれしい、うんうん。

 

さて、2部です!2部は淡いブルーの衣装でみんなが出てきて「一歩、二歩、三歩・・・」と歌い継いでいく。バトンという場面、歌らしいですが、プログラムで見ると歌詞がなんともいえないダs、じゃなくてえーっと、古典的な感じがするんですけど、メロディで成功してるのか、なんとなくこの歌いだしは覚えちゃうというお持ち帰りソングになってしまいました。

あまり大きな振り付けは無くて、ここはしっかり歌うぞ!という幕開きでそれでもオールスターズなので聞きごたえがありました!

で、次の場面は前から残った翼・登堂・椿のさわやかイケメンズがブロードウェイリズムを歌い始めて、ミュージカルメドレーへ突入!

「97期生です!」って紹介されて段上で5人が最初に踊ってからのロケットに突入!一応ロケットAでさらちゃんとふうちゃんが配されてました、かわいいー!!

で、相変わらず気持ちのいいOSKのロケット!また見れて嬉しい!

そして千咲ちゃんが出てきて「TooDarnHot」若手の男役を従えて色っぽく。

次の景驚いたのは「Begin the Beguine」で楊さんとのデュエット相手がありすちゃんだったこと!白いドレスとありすちゃんの初々しい雰囲気が、舞美さんや千咲ちゃんとは違った空気感で新鮮でした!振り付けも可愛い!んだけど、このシーンすごく大きなセットを盆で回すので、段上が結構見づらいんですよ・・・階段の角が邪魔で全部が見えない、みたいな・・・ちょっと寂しい。

で、その後3組のデュエットダンス「Night & Day」。愛瀬さん&城月さん、虹架さん&朝香さん、華月さん&遥花さんの3組!ここは全員が合ってる!と思えるペアで、特に愛瀬さん城月さんペアは上流階級の気品と優雅さがあって、思わず見惚れる感じでした。虹さんも、朝香さんとすっごくあってて、深窓のお嬢様と快活な若当主みたいなストーリー妄想できる。逆に華月さんとここちゃんペアは思いの外現代的なスタイリッシュさがあるのがいいんです。イヤー面白い。

で、次はなんとレオくんが搭乗。実花ももちゃんと穂香めぐみちゃんを従えてやってきて「Love for Sale」で芝居っぽいシーンに。一応トークショーで聞いた話では、商売女なお二人に声かけられるんだけど、遊び人で鳴れてるレオ君は本気に相手なんかしないで弄ぶんだぜ、みたいな感じらしい。結構がっつり二人のお姉さんを撫でまわしたりするんですけど、あーBPや角座の主演で度胸と魅せ方しっかり身に着けてくれたなあ・・・としみじみ。しかもファンとしてすっごくうれしいのが、このシーン本当にめちゃめちゃスタイリッシュでかっこよくて!ラストの決めポーズで斜めのスポットライトがバーン!と当たるんですけど、その図がさいっこうにカッコイイ!!本当にうれしいぜ!!

ラストは「That's Entertainment」で今までのシーンにいた人たちがみんな出てきて総踊り!ミュージカルメドレーのフィナーレって感じでにぎやかで楽しかった~。ここで千咲ちゃんにちょっと触られてふふん、みたいにしてるレオくんも堪能しました。ふふん。

つづいて楊さんメインで赤い衣装のイケメンスターズが踊るぜぇ!なOSKにしては珍しいアイドル場面。贔屓はいないけど、全員顔面偏差値とダンス力がいいので堪能。かっけぇな!

その流れでスパニッシュ。ここは実花のももちゃんが出ていて、数年前のたけふを思い出させてくれた。ももちゃんのスパニッシュ好き。

で、託す場面その2で、桐生さんのお歌、そして楊さんへ託して・・・黒燕尾!!!

この黒燕尾がもーかっこよくで!!私の好きなOSKの群舞!て感じで、結構段差とかあるのにフォーメーションもくるっくる変わるしみんなキレッキレで息を呑む美しさ。これですよ、歌劇の醍醐味!

で、今度は娘役さんも混ざって夜来香のアレンジ曲での群舞。ああ、綺麗だ。

で、次は楊さんと舞美さんのデュエットダンスなんですが、これがもう至高。

舞美さんが特に絶品で、品のある美しくて情熱的な踊りで、ちょっとストーリーぽくもあったんですけど、男役と娘役がそれぞれに自立した、というか、対等に踊っている感じがあったんですけど、それでも変に強くなくて、本当に舞美さんはすごいダンサーだわ・・・と改めて実感。

 

さて!パレードです!城月さんエトワールで始まる流れ、次歌うのいちやくんとうどうくんだっけか?ちょっと記憶が←

で、桐生さん朝香さんはみんなが出そろって並んだあとに上手下手から出てくる演出でした。

 

いやー!一幕より私は断然二幕の内容が好みです!二幕のほうがいろんな人に見せ場があった感じなのがよかったのかな。

でもちょっと物足りないポイントとしては、ミュージカルメドレーのとこ、ここ歌で聞きたいなーとか思うところがあったので、こう、最初は踊りだけで途中から歌う人が来る、とか、その逆とか・・・そういう感じで歌をもっと聞きたいかな、って感じです。

あとセットがね・・・大きくていいけど、やっぱり見えづらいところが・・・うーもったいない!て感じ。

あと楊さんが出ずっぱりなので仕方ないなあとは思うんですが、暗転も結構多めなのでそこが気になってしまったり。。。

トータルは満足!の夏のおどりでした、なにより無事にやってくれて、見れたことが嬉しい!贔屓も楽しそうで、いい場面ももらえていて、その上かなりしっかり自分の物にしていってる感じがあったので、新橋演舞場の頃にはさらに進化していてくれるんだろうな、とわくわくします。それはもちろん、全体にも言えるので・・・ああ!楽しみ!

もう千秋楽は無事にすんでしまったので、東京に来てくれるのが楽しみですほんとうに。

団員の皆さん、スタッフの皆さん、そして観客の皆さんが元気でなにごともなく劇場に集えるように祈っております!私も色々気を付けるぞ!えいえい!