語りたいこと好きなだけ

歌劇(ヅカ.OSK)オタでジャニオタでアニオタの独り言。スタジオライフ、2.5次元も嗜みます。主観で好きなことを好きなだけ書いてます。

【ルパン歌舞伎】新作歌舞伎 流白浪燦星【新橋演舞場】

実はルパン三世が大好きです。

アニメシリーズもほぼ全部見て、最近一番新しい作品とかも結構見てました。

何よりもルパン一味がカッコよくて、お決まりの銭形警部との追いかけっこや、ストーリーごとに展開されるお宝との因縁とか面白いんですよね。

で、歌舞伎って言われて、キャスト発表されて実は悩んだんです、愛之助さんはルパンだろうか?とか、笑三郎さんの次元はまあ良いかもしれないけど、松也さんが五右衛門なのがちょっと一番無理かもしれん!という…。

でもルパンが歌舞伎はめっちゃ気になる…てなってたんですが、ビジュアル発表で、あ!こっちに振り切ってやるんだ!とわかったのと、ビジュアルが予想以上にカッコよくで、サクッとチケットを手配してました。いちまんごせんえんなので、ちょっと躊躇いましたが、刀剣乱舞の時も買ったし、えいえい!と申し込み。

で、見に行きました!この日は生配信のある日でして、客席もいつもより老若男女あれやこれや。

笑ってコラえての歌舞伎座詩曲効果?と思いつつ、テレビでやってたあの場面だ!とか、苦労して録ってたテーマ曲!とかワクワクが初っ端から止まらなかったですが、愛之助さんの名乗りで、あ!ルパンだ!と嬉しくなったり、笑三郎さんの次元がすごく渋くてカッコよくて、不二子ちゃんが艶っぽくて素敵で、銭形警部がコミカルで良い味すぎて、わーいわーいと思って見てました。

五右衛門が、まだ仲間ではないところから始まるし、彼が大泥棒、といういわゆるご先祖さまのところから始まり、ロマンスあり、斬鉄剣が生まれた経緯があったりなどして、結構五右衛門に重点が置かれたストーリーになってました。

刀剣乱舞よりも、派手で、誰が見ても一目で面白い!楽しい!すごい!と思える歌舞伎のお決まりのシーンが詰め込まれている感じがして、解説がなくても結構楽しいかも!という感じでした。

が、やはり今回もイヤホンガイドさんにお世話になって転換中などもしっかり楽しませてもらいました。解説があるとわかりやす位ですねやっぱり。

でも途中でマモーちゃんが解説を入れてくれたりして、歌舞伎初めて!の人にも配慮していたり、歌舞伎お決まりの楽屋ネタやったりして、そこがルパンの世界観としっかり合わさって、違和感なく楽しめたし、ストーリー自体も、前半の探り探りしてお宝があっちこっちに行ってしまったりしながら、最後に畳み掛けるようなスピードとお決まりのトンチキさがとってもルパン!で、新しいルパンのアニメを見ているような気持ちになったりもしたので、本当に面白かった!

もちろん、勤めている役者さんたちのパワーもあるし、皆さんが全力で楽しんでやっていて、とにかくみんなカッコイイ!て幸せな舞台でした。

ラストは白浪五人男のパロディもあり、これがとってもとってもカッコよくてニッコニコしてしまいました。

しかもラストは、お決まりのルパンvs銭形の構図で、絵のように決まった後、客席に小判が降り注いできて、まるで客席も含めてルパンの世界に入り込んだような、ルパンの世界を共有できたような不思議な感覚で、この演出がめちゃくちゃ感動しました、私もルパンの世界に入れたー!っていう感覚が、めっちゃ嬉しかったです。

膝に置いていたカバンい振ってきたキラキラの小判はそっと持ち帰って観劇ノートにチケットと一緒に貼り付けてあります、良い記念の品です。

 

あと結構世相がしっかり中身に盛り込まれていて「異国との戦ではなく、日の本の民のために」とか「流行の物価高だな」とか、そういう、おや?というセリフや仕草も散りばめられていて、やはり大衆向けの文化だよなあ歌舞伎って、という気持ちになりました。

作演出の戸部先生は、OSKのへぼ侍の脚本演出もしてくれているのをついこの間知ったんですが、数年前の春のおどりの一部分も演出してくれていたというのを知って、そうだったのかー!と驚いたりしてます。

作り手・演者どちらからも、歌舞伎が好きでルパンが好き、という気持ちがぎっしり詰まった最高の作品でした。再演あるといいなー新しいお話も期待したいなあ!待ってまs!

【エーステ】MANKAI STAGE A3! 秋組公演【日本青年館】

実はエーステのFCに入っています。

なのに、先行抽選を忘れるんだよなあ…。あれ「⚪︎日からやるよ〜」のお知らせのあと、「始まりましたよ〜」のお知らせもくれないかなぁ…。

そんなわけですっかり忘れていた会員先行の二次で申し込みをして青年館に滑り込みです。

ところでエーステくんは「S席」「見切れ席」って区別するのはいいと思うんだけど、値段がおなじだと意味ないと思うんだよね、いい加減にせいよ。

 

で、お芝居です1実はこの辺でアプリゲーからリタイアしちゃったので、お芝居の話はよくわかりません、が、そこはまあ説明もちゃんとしているのでわかりやすい!のは前回の夏組公演で実証されたので、何も心配せずに見に行ったんですが、後半のfoolenbloodが結局どういう話だったのかちょっとわからずでした…ね。でもエンタメとしてはしっかり楽しめました!

私は左京さん推しなので、左京さんがちょっと大人なポジションで一歩引いてみんなのことを見てくれているのもすごくよかったし、迫田くんとのコンビ感も良かったです。

迫田くんがすごく芸達者な人なのでいつもいいなーと思ってましたが、本当にいい役者さんで、随所でしっかり活躍していたし、迫田くんめっちゃ可愛かった。お衣装もご用意されているのがすごくよかったです。ブロマイド買っちゃった。

あと前回から引き続き感心したんですが、莇くんの芝居が真摯ですごく好き。若いのにいいなー大きな役者になってほしいなーワクワク。

十座は相変わらずスタイル鬼だし、万里くんのカリスマ感は強いし、臣くんの優しいけど実は芯が強くて曲げられないものがあるところも良いよね。太一くんは今回すごい動いて頑張ってなあ…でも空回りゆえの痛々しさが若さだなあ、そして過去の太一くんのことを考えると余計に大人になったね、としみじみしちゃいました。

秋組はドライで大人なところがあると思ってたけど、意外と人情派なのかも、というところで落ち着いたかもしれない。

 

原作が役者の話なので、毎回役者とは?芝居とは?みたいなのが散りばめられているんだけど、変なところで突然トンチキに振って、ああこれはフィクションだった!とハッとさせられるようなところがA3にはあるなあと思っているけど、やはりこのところそれが顕著だなぁと思いました。

個人的にはこの間原作でやっていた全組合同ダブルキャストシャッフル!がよかったので、そのうちエーステもスピンオフでシャッフルやってくれるのかな?なんて思ったりしてます。そういえばそろそろ先輩も出てくるかな?

ステは解像度が上がるし、アプリのストーリー読むのへたくそ芸人なので、サクッとやってもらえるの本当にありがたいです。

 

さて、次回は冬組ですね、いつから先行でしょうか!早く教えてほしい、そろそろ日程も出してほしい!コンサートとかある?それも早めに教えて!

【テニミュ】秋の合同大運動会2023【有明アリーナ】

この年の瀬に随分前の話…と思ったけれど、まだ二ヶ月経ってない!最近じゃん!

今年の想い、今年のうちに!

というわけで「テニミュ 秋の合同大運動会2023」の覚書です。レポなんて烏滸がましいものではない、断じて。

過去の運動会は映像で拝見済み。そして、何よりヅカオタなので、ヅカが10年ごとに行う「運動会」も履修済み。実はヅカ運動会知っているとなんかより面白いです、ダンシング玉入れって市民権得たなあ(テニミュのはちょっとアレだけど)。

テニスにハマったのが2年前、テニミュを廻始めたのがその直後なので、過去の運動会はリアルタイムで追えてません、が、毎回鑑賞会の後に「現キャストで運動会して〜!」って何度も言ってたので、マジでやってくれる?!しかも、無印テニミュと新テニミュ合同!て飛び上がって喜びました。

平日の夜という社会人に厳しいスケジュールだけど、頑張って2日連続参戦。しかも1日目は出張先に始発で行って集合後に有明に直行という鬼スケジュールでした。疲れたね!

 

1日目、今回キャストが2日間いない人がして、1日目は私のイチオシ遠野くんが来てくれてるということだったのでどうぜ円盤には残らんだろ!ってことで遠野くんだけを追いかけて見てました。席は白組応援席だったんですが、ほぼ天井で、ちょっと見えなくなる瞬間もあったけど、オペラグラスでずっと遠野くんをマークして見てたんですけど、終わった後友人と「ここが良くて〜」って言ったら友人全然違うところ見てて、おまけにSNS覗いたらみんな違うところ見てるから、もうみんなの記憶繋ぎ合わせて繋ぎ合わせてレポ本にしなよ…!て思いました。

追いかけてた遠野くんは自由、超自由。ずっとフラフラしてたし、参加してない競技に勝手に参加するし、ことあるごとに膝を痛めてた。

今回キミ様の中の人がレボライからの人なので、がっつり絡んでくれるのかな〜でもこの二人だもんなあ、でもでも、仏戦終わった世界線だし、キミ様遠野くんのこと言ってたしワンチャン絡まないかな〜!!!って思ってたんですが、結果、大満足の絡みでした…!!!

序盤、準備運動。準備運動なんて真面目にやるわけねえなと思ってたら早々にフラフラ離脱、紅組の方にフラフラしてたら、なんとキミ様が嗜めに言ってくれた…!!そういう時はやっぱりガシマとかお頭じゃない?て思ってたから率先して遠野くんを捕獲しに行ってくれて良かったし、声はかけるけどそれ以上どう接していいかちょっとわからない感じでちょっと引き気味なキミ様がいて、これがめっちゃくちゃ仏戦後!て感じで解釈一致でしたありがとう。

正直序盤から絡みをブチ込まれると思ってなくて変な声出た(友人に聞いたことない声してたって言われた)。

あと競技中かな?紅組ベンチ1列目にキミさまいたんだけど、3列目ベンチの木手くんにウザ絡みしてた遠野くんのところに、わざわざ1列目からキミ様がやってきて、自軍の席へ戻りなさいよってやってたの、めちゃくちゃ遠野くんのこと気にしてくれてんじゃん…最高…ってなりました。

基本膝を痛めて倒れ込むエンタメパフォーマンスしてたんですけど、お頭とかでゅーくとかガシマがすごく気にしてくれて担いでくれたりしてたのマジで本当に高校生可愛い!て感じだったなぁ…。

二人三脚でまさかのブンちゃんとだったのか、なんか人見知りブンちゃんが発動してたのか、ブンちゃんカチコチだったのと、身長差がえぐくて、背後から見てたけどすごい…良かったですね、あれはほんと。

クイズのターンで、出場選手じゃないのに答えておまけに間違えて「遠野くん選手じゃないです!」って言われてるのめっちゃ良かった、遠野篤京は自由。

障害物競走で相手チームの妨害ゾーンで敵チーム高校生がみんな遠野くんの膝をツンツンしてきて、それにヤメロォって笑ってるのもめっちゃ可愛かった。

あと、ラストも会場センター付近でゴロゴロしてたらキミ様が気にしてきてくれてちょっとお話ししてたやつは、ぜひマイクで拾って欲しかったですね、すごいあっさりした会話だったけど、大したこと話してないんだろうなというのがまた私の中では解釈一致。

んで、最後新テニミュ3rdのエンディング曲を遠野君島の二人が並んで!並んで踊ってくれて!!あれはほんとに胸熱でしたありがとう!!!

キミさま本当に鬼スタイルいいんだけど、体つきがすごく華奢で、まあそこがキミ様らしいので大好きなんですが、対する遠野くんて、肩幅がっしりですごい逆三角形の体系なのね。二人が並んだ感じみたい!みたい!ってなってたからマジで目に焼き付けましたありがとう、ここが私のハイライト。

そんなわけで1日目の遠野レポ、君島を添えてでした!(違

 

そして2日目。この日は遠野くん不参加、ということで全体ざっくりの感想を。

あ!でも!!キミ様が大活躍でして!それも話さないことにはもうどうにもこうにもなので、キミ様が多くなるかも。

ちなみに2日目は席が最前でした。えっ、どういうことなん?て思ったけど、マジで最前、みんながめっちゃファンサくれる、すごい。

準備運動はラジオ体操だったので、海外勢が探り探りしてるの本当に可愛かったな〜。

二人三脚でスタート位置の真向かいだったから必死に走ってくる王子様たちが可愛くて仕方なかった。月寿の二人三脚はあって当たり前なんだけど、負けてたのも可愛かった。というか、毛利寿三郎と越知月光はずっと二人でイチャコラしてたから、もう勝手にやっとれや…みたいな空気になっててほんと笑う、面白い、最高。

基本競技は二日間同じだったけど、途中、1日目クイズ大会だった枠がプリンセスドッジボールというわけわからん競技になり、各チーム誰かを姫に仕立ててドレス着せて守りながらドッジボールするという、正直我々何見せられてんだろう?な競技だったんですが、すごくテニミュぽくて楽しかったです!

ドレス姿の鳳くんを宍戸さんがエスコートしてきた時は何が起きたかと思ったし、二人共ガチで照れまくってるしなんだったのか本当に謎だけど、もうテニミュってこれだよな!て感じだった。忍足がドレス翻す岳人をエスコートしてきたのもマジでカオス感あってすごく良かったですね。がっくんのデコルテが綺麗すぎたし、ドレス着てくれてありがとう!て感じだった。

その後の海外勢がエスコートし慣れてるし、され慣れてる感じもすごくすごく良かったです。いやでも、解説席に遊びにきてたリョーガも言ってたけど、マジで何見せられた田のかな…夢じゃないよね?円盤買わなきゃ。

ところでポージング対決も騎馬戦もリレーもキミ様が大活躍だったんですが、キャラ的に足遅いキミ様かな〜って思ってたらリレーの走り方がめっちゃかっこよくで、コーナリング位置ががっつり見られる席だったけどマジで普通にかっこいいキミさまだった、ありがとう。

あと応援合戦がすごく良くてね〜!紅組の鬼さん率いる応援団の野郎たちが凄まじくかっこよくて最高だったけど、亜久津がそこに入ってて、ああ〜!練習してくれたんだありがとう亜久津〜!!!ってなった。普通にみんなカッコイイメンツ揃えてくれてたし、えーしろーがマジでかっこよかったので、円盤でたら何度も見返したい。

対する白組はキコちゃん率いるキュートなチアリーダーだったのもすごいよかったし、190センチ超え設定の毛利寿三郎がキュート認定されて入ってるのもくっそ面白かった。やっぱり月光さんはずっと寿三郎のこと見てた、いいぞもっとやれ。

チアのみんな身軽でクルンクルンしてたから、これもまた円盤でじっくり見たいぜ。

 

1日目も2日目も絶対見れてないところで楽しいあれやこれやがあったはずなので、早く円盤で見返してうぎゃあああってなりたい!

それにしても現地楽しかったな…また数年後にやってくれたら嬉しい運動会…。その頃には比嘉も四天もみんな揃ってたらいいね!

【新テニミュ】ミュージカル新テニスの王子様 The third stage【サーステ】

見てきました!

東京一回、大阪二回!正直、押しの試合がカットされることが出演キャストが出た段階で既に決定していたので、直前までモチベ上がらず、でも数回テニミュを見ている経験上「海外勢に落ちる可能性もゼロではない」と気を強く持って観劇に挑みました。

 

まず、大前提として新テニミュの曲がめっちゃ好きです。

1公演しか見ていないのに、終演後に口ずさめちゃう、即お持ち帰り可能なキャッチーな旋律、ストレートでありながら、キャラクターらしさも損なわない、ストーリー展開に沿ったテニプリっぽさに溢れる歌詞。

で、初見幕開きで一瞬戸惑ったんです、あれー今までのキャッチーさなくない?ていう。でも、各国代表がみんなで「I Can Feel the World〜」って歌い始めたところで、あ!これは!!海外ミュージカルの系譜!ってなってしまって、そこから脳内が切り替わったので、すっごく腑に落ちました。なんていうか、海外ミュージカルの歌っぽいんです、今回の曲たち。旋律が広がっていくところか、結構ちゃんと歌で説明するというか、喋るところ。もちろん私の主観で勝手に感じているだけなので、お造りになった本人はそんなつもり毛頭ないかもしれません。でもそこから世界へ広がっていく新テニの世界と、出演者も国際色豊かになった新テニミュがクロスしている感じがすると勝手に思って胸熱でした。

かと思えばですよ、後半試合なかの曲とかで、まさにテニプリっぽいエンタメ歌詞で殴ってくるから油断も隙もない!なんだよ「身分が高いだけじゃなくテニスの意識も高い」って!じわじわきちゃった、好き。

 

そんなわけで各メンバーやら試合やらをつまみ食いな感じで。

幕開きはガシマが船で移動するシチュエーションで、状況説明シーン、からのプロローグ!て感じ。ガシマ器用だなあ、楽しそうだった。各々が出たり入ったりする演出もちょっと海外ミュぽいよね。

アメリカ代表がリョーマくんと合流するところからやるけど、アメリカ代表の曲はゆるっとしてるけど軽快で心地よくて、気がつくと頭の中で流れてる。

三人のキャラクターもしっかりしてて、めっちゃ安定感。だからこそ、時々試合を見ている(原作でも実際見ているけど)っていう立場で解説っぽくセリフがあっても違和感ない。あとロッキー・メレディス役のかためっちゃカッコよくないすか?ボーイズさんだと思うけど、なんかめっちゃダンス上手いし、本役でお願いしますくらいの勢いで気に入ってしまった、ブロマイドないの?←

で、最初はプレドイツ戦、正直やるんだ…てなったけど、まあ美味しい試合なんですよね、みんなが成長する試合でもある。とはいえ、仏戦まではすっごくダイジェスト。だったらギリシャ戦も全部やってくれよ…とは言わない(言ってる)。

ビスマルクジークフリートvs不二・デューク戦は、デュークとお頭の過去の話とか、不二くんの「生まれ変わる」があるので結構盛りだくさん。

あとジークフリートは悪ガキ感が強くていい。やんちゃboyなんだけど、私が見た大阪カテコで「俺の好きなもの聞いてください」ってコール要求して客席に好きなものはー?って聞かせた挙句「クマの形したグミと、ここにいるお前ら全員だ」って返してきたからなかなかいい根性しているぜ!というか、手塚にもQPにも噛みついてたあの悪ガキが、クマの形のグミが好き…だと…?!可愛いじゃねーの!最高だわ、その一言と、客降りの時にはにかむ笑顔を披露してくれたことで、まさかのジークフリートくんの株が私の中で爆上がりで、可愛いね〜!!!

ビスマルク先輩は顔の良さと身長の高さと、ソツなく全てをやり切るところがまじでビスマルク!て感じだったので、えっこれ次のドイツ戦めっちゃ楽しみでは?てなった。先輩もカテコの時ニコニコお手振りしてて可愛い、大阪は1階だし2列目でファンサ浴びれたので最高でした。

二戦目は手塚QPvs跡部入江なんですが、正直この試合、原作でほとんど内容が描かれていないので、どうするのかな?と思ったらQPって何者やねんの歌を混ぜて見事なミュージカルシーンにしてた。なるほど。この試合は、跡部様が自分の足りないものに気づくために必要な試合です、そうなんです。入江くんがすっごく跡部様の理解者を自称してたのが笑っちゃったけど、そのあとお頭に「わざと負けたか」って聞かれた時に断じて違いますわの表情とか声色がすっごく好きです。その後の入江のことを知ってるだけに、そことリンクした。

三戦目がボルク・フランケンvs徳川幸村。ここもかなり濃い試合展開で盛りだくさん。

徳川先輩は幸村くんをブラックホールで守ると、五感は奪われるし、そこから立ち直るし、ちょっと忙しいんだけど、しっかりまとめてきてた、でもやっぱり忙しい!もっとゆっくりでもいい!幸村くん、硬質さがありつつも浮世離れ感があって、すごく幸村くんだなーって見てた。カズヤはマッチ棒だけど、1階で見たら本当に顔小さくて整っててすごいな…て感じでした。ちょっと愉快な人だけど。

それが終わるとガシマ合流で、ギリシャ戦→オーストラリア戦→スイス戦、だけどこれはもうすごいダイジェスト。ギリシャは後々の白石の布石のためにやった、て感じだけど、種ヶ島さんはさすが、試合展開も含めてしっかり見せてくれる。でもだったら私は遠野切原の物騒ダブルス見たかったなー、あれかな、舞台だとPG指定になっちゃうからダメなのかな、流血がな。

私は阿久津・アマデウス戦がかなり好きなんですが、お頭がすごく阿久津のことを気に入ってる感じがしてそこもよかったです。阿久津が崩れ落ちるところをサッと支えるお頭がカッコ良すぎて至近距離でそれを見てしまってほんと堪らなかったです。でも一番好きなアマデウスのセリフなかった!お前はいいテニスプレイヤーになるって阿久津に言ってくれよ!

で、リョーマくんが日本チームの奮闘をみてモヤって、ラルフに迷いがあるねって見抜かれて、日本に戻る!て決めるとこまでが一幕。いや、詰め込みすぎだって!プレドイツだけで結構お腹いっぱいなのに!

そういうわけで、二幕は全編フランス戦。それはわかる、濃いから半端な時間ではできないの、すごくわかる。馬上テニスしなきゃいけないし。

そしてフランスチームがすごく個性豊かに仕上がっててよかったです、そりゃみんなフランスに夢中になるわ。

ランウェイソングがすごかったし、その瞬間客席がキャー!!!てなるからすごい盛り上がる、温度が上がる。それに対抗心のお頭が渾身の「君島ぁぁぁぁぁぁ!!!」て叫んで始まるキミ様のオンステージも最高。今回客席降りでも、カテコの挨拶でもキミ様の投げキッスやら愛してますよをもらってしまって心はもうキミ様のものになってしまったんで(え)。

あと個人的にはパリコレ・トリスタンvs白石・君島戦で、ちゃんと「パートナーの遠野くん」の話が出てくれたので安心しました。キミ様が左膝をそっと押さえる仕草もしていて、7&8ダブルス溺愛の私は心の中でガッツポーズ。遠野くん、見てる?!

そしてエドガー・ジョナタンvs柳・毛利。

あなたを絶対許さないギスコンビだけど、それ一瞬ですぐ和解するし、柳は結構早めに寿三郎に「はい!」て返事するようになっちゃうからつまらない、とは言わない。これはこれで。月光さんがいない寿三郎は雄みがあってなかなか新鮮だし、柳を前にしてちょっと先輩っぽさも見えて、G10の末っ子毛利寿三郎が大きくなった…って嬉しくなります。

あとエドガーがね、歌がすごい!絶品!これはいいものを見た!芸術的!ブラーヴォ!て叫びたくなるやつでした。曲調もスタイリッシュでカッコよくて、ジョナタンが入るところはちょっと可愛くて、その対比がまるまる二人みたいで最高。

で、続いてはセリシールに一目惚れしたプランス王子とリョーマくんの場外馬上テニス。馬が歌舞伎の手法の馬でした、馬の足のお二人がとっても楽しそうでなにより。

プランスvsリョーマは試合もあるけど、プランス王子がかなり上手で、存在としてプランスまんまで、歌もしっかり聞かせてくれるので思わず試合に見入っていまう。結果すごくいい試合だったーわーい!ってなります。テニミュっぽい!

で、なんか終わった気になっちゃうけど、オジュワールvs真田戦。

これはオジュワールが大健闘で、間も上手だし、試合を動かしていけるパワーが役者にあるので、仏戦最後の試合としてめっちゃ楽しかったです。いやでも正直、楽しめたのは大阪からで、初回はそれまでが濃すぎてお腹いっぱいだったので、この試合ちょっとところどころ記憶が危うい…んだけども。

で、次はいよいよドイツとだぜ!てお頭がみんなに言う時「試合に出るものも、応援するものも」って言った時、お頭、客席を舐めるように見つめてくれて、その瞬間、あ!お頭!私たちも仲間と思っていただけているんですか!お頭ぁぁぁ!てめっちゃ嬉しくなっちゃって、目頭が熱くなりました、ううっ。

フィナーレ・カテコ・客席おりは割と満遍なく楽しめたと思いますが、一回パリコレが超至近距離まで来て、やっぱり顔が最高だったのは記録に残します。

あと白石がプランス王子にハート作ろ、てしたら無礼者!て払われてたのも最高でしたね。カテコは毎回目が足りない、どうすればいいんだろう。

 

満足感が高いのはまあもちろんで、いいんですが、苦言としてはやっぱり一幕の詰め込み具合。

あと個人的には、日本語が母語じゃない人がセリフを言う時にどうしても流暢にならないのが気になってしまうかな、という。

もちろん凄い努力の結果でセリフ言っていると思うんですが、やっぱりリズムとかが狂ってしまうことは事実だし、そこから発せられるイメージがキャラクターとしてokかと言われるとはて?と首傾げてしまうことも多いんですね。

だからもういっそ、海外ミュみたいに、電光掲示板の字幕出して、海外勢はその国の言葉でセリフ言えばいいのでは?と言う相当乱暴な思いつきをしてました。

ご挨拶時だけじゃなくて、各国の言語でテニミュ浴びたい…。いつかそんな日が来たらいいな、ドイツ語も仏語もめちゃめちゃかっこいい響きだし、絶対いいと思うんだよな…。

 

で、今回凱旋は立川なので行かない決断をしております!あとはDVDを待つか、配信買うかはわかりませんが、一旦サーステ関連に触れるのはおしまい!ランブロ楽しみですね!

【観劇】飛龍は合理的手段 八月納涼歌舞伎「新・水滸伝」【歌舞伎座】

8月納涼歌舞伎、千穐楽おめでとうございました!

9月の演目が始まるというのに、今更ですがいつもの如く備忘録。

今回歌舞伎は三回目!隼人くんが宙乗りするよ、とのことだったので、それはみたい!と思っていたら、イープラス貸切のお知らせ!

歌舞伎では初めてだそうです、イープラスの全館貸切。では買いましょう、と思い立ったのが、もう席を見て選べる日だったので悩みながら二階のやや下手側を選択。

過去の歌舞伎観劇、二回宙乗りを見ているので、まあお約束で宙乗りはおそらく花道と舞台の間からとんで、3階の上の方に入っていくのだろうと予想したので、いちばんいいのは2階下手の真横の席なんだけど、そこは芝居自体が見づらいと思うから避けて、反対側もやっぱり見づらそうなので避けて、そうしたらこの辺かな・・・という消去法でした。

ところで、私は陰陽師と不死鳥よ波濤を超えて、で二回宙乗りを見ちゃってるのでなんか歌舞伎って基本宙乗りするんだなあみたいに思っちゃってますけど、多分違いますよねこれ。

さて。その本編なのですが、水滸伝といえばなんかたくさん登場人物がいる話ってイメージだったのと、家族がプレイしていた幻想水滸伝のイメージしかないので、もうこれは手っ取り早くイヤホンガイドだ、ということで、とうかぶのときに大変お世話になったイヤホンガイドを借りまして、幕前から解説を聞きながら本編に備えました。

結果、話の筋はとってもわかりやすい!ただ、キャラクターが大勢いるので、それを覚えるのはちょっと無理だ!という感じでした。

メインのキャラクターはもちろんわかるのですが、大勢並んだところを見るとおおー!と圧巻なのに、あれ、この背後の人って誰?とかが頻発します。

イヤホンガイドも紹介するとき大変そうだった笑

要は皆さん悪党なんだけど、それなりにいろんな理由があるんですよっていうのと、実は政治家たちも汚職やらなんやらで高官といえど中身は悪党と変わらないよっていう前提があり、そこで同僚にハメられて悪人にされた隼人くんがやって来るんだけど、その同僚がもっと酷い悪事を行った証拠を握ってるから、その同僚があいつを殺さないと!って躍起になってやってくるのを、みんなでやっつけるぜ!という話と、あと同時進行で敵味方に初めは分かれていた王英さんと青華さんの恋物語がサブストーリー。

壱太郎さん出てるから、ヒロインなのかなと思ったら姉御ポジションで、いわゆる恋のヒロインは笑也さんでした。

不器用だけど優しい王英さんと、二刀流で戦う武人の青華さんは、初めは王英さんが戦場で一目惚れして追いかけるんだけど、無理にお付き合いしよう、とかではなくて彼女が笑っていてくれたらいいなあ、ってお話ししたりしているうちに、青華さんの心が少しずつ寄っていくのが非常に可愛らしくあり、面白かったです。

それを応援して、手助けしてたのが壱太郎さん演じるお夜叉さんでした。

今回女役の人もヤンチャで男前に人が多いせいか、結構ドスの聞いた声で喋るので、台詞も聞きやすかったかもしれない。なるほどなるほど。

あとめっちゃかっこよかったのが、親分の留守を預かる姫虎の姉御!

貫禄ばっちり、美しくて強くてみんながちゃんと慕ってくれてるのがわかる!芝居をガッツリするシーンがたくさんあったけど、本当に綺麗で男前でした。隼人くんの林冲に凄んでいったところも可愛かったです。いい人。

そういえば、悪党ばかりの中で、唯一ピュアな善人である團子くん演じる彭玘は言ってみれば彼の熱意が林冲をはじめとした皆の心を動かすキーキャラクターではあるのですが、お亡くなりになるのが結構早い気が、します!えっ!退場ですか?!ってなっちゃった。仲間になるのかと思ったのに。

あと例の宙乗りですが、事前に龍に乗ってる写真などを見ていたので、大団円で飛んでくのかなぁ、などと思っていたら「今から走って行っても間に合わないけど、飛龍に乗れば大丈夫!」みたいな合理的な手段で出てきてびっくりしました。

だって陰陽師の時はお話が落ち着いたところで「お待たせしました!宙乗り、します!」って言って宙乗りしてたし、波濤を超えては所謂フィナーレで最後に飛んでく〜みたいな感じだったから、物語の中で必然性がある中典ってあるんだ!!!ってなりました(失礼)。

 

総じて、超エンタテイメント、夏休みにぴったりですね、という感じの演目。

歌舞伎らしさはちょっと薄いかもしれない、演劇っぽさが強いのかも。

でも私はその方がまだ見やすい域なので、有り難いかもしれないという。

南座でやるようなので、そちらでも無事千穐楽迎えられますように〜!

【観劇】シェイクスピアって面白い StudioLIFE公演「お気に召すまま」

久しぶりにスタジオライフの芝居を見てきました!

FC先行で頼んだら、まさかの千秋楽外れて一回だけの観劇でしたが、久しぶりにシェイクスピア×スタジオライフはいいなぁ〜!て感じでした。

 

とはいえ、私はシェイクスピアの独特の台詞回しや、遠回しな言い方とか、まだるっこしい展開をやりつつもラストのたたみかけるような収束と大団円は非常に楽しめたんですが、ストーリー自体は好きか嫌いかと言われたら、割と好きではない、です笑

面白いんだろうけど、だいぶ端折ってるらしいし、私はこれよりも十二夜とか夏の夜の夢とかの方が好きかな、と言う、まあ好みの問題です。

内容としては本当にシェイクスピア作品でよくある、女の子が男装せざるを得ない状況に陥って男装しているんだけど、ある男性に恋をしてしまい、実はその男性も女の子がまだ男装する前に会った時に恋に落ちていて、みたいなすれ違いが大変の話です。

相変わらずセリフは明瞭だし、お客を楽しませつつ本人たちも芝居をとっても楽しんでいる雰囲気が伝わってきて、客席を囲うような三方舞台の劇場の形も相まって非日常の空間をしっかり楽しめたのがよかったです。

 

ヒロイン関戸くんと男前な鈴木くんカップ

撮影okの回だったので終演後に撮影会。めっちゃ時間とってくれるし、キャストをガッツリ撮ることができるので、毎回ちゃんとカメラを持って撮りに行ってます。今回も上手に撮れましたです、わーい。

 

ところで、ああ、これはもう時代だなと思ったことが1つあったんですが、その男装している女の子が、女の子に惚れられちゃうという場面がありまして、それをなんとかするために自分は女だとバラして決着をつける、と言うのがあったんです。

時代の流れですよね、私は「女だってバレたくらいで諦めなくない・・・?」て思いながら見ていて、しばらくこのお約束の演出に思い至れなかったです笑

現代だったら、見た目が男だろうが女だろうが、その人自身に惚れたのだから「私は女であなたも女だから結婚できないでしょ、はい終わり」と言うふうにはならないよなあ、と思ったんですが、そうなるとシェイクスピア作品の大半が決着つかないので、やはりこれはかつてからのお約束としてみていくべきなんでしょうね。

そんなこんなで色々考えながらシェイクスピアは面白いぜと思いながら帰ってきました。

 

そういえば、この撮影会の写真をTwitterにあげると抽選でサイン入りプログラムをもらえます、と言う企画があったんですが、たくさんとった写真をえっさほいさとあげていたら、当選させていただきました!団員さんのサインは個別でいくつか持ってたりなどしますが、こんなに人数の多いのは初めてで嬉しい。大事にします!

【観劇】前向きになる六角戦 ミュージカルテニスの王子様4thシーズン 青学vs六角【テニミュ】

東京序盤で観劇したのにまたほったらしかしたので、今更!の感激感想更新です。

六角戦、そういえば原作読み直した方がいいか?と思いつつ、まあなんとかなるだろうと復習せず挑みましたが、結果オーライだったなと思います。

今回は青学・六角メンバーの他に、氷帝選抜メンバーと、緑山中学校のメンバーが出てきまして、実はこの中で、もう緑山もちゃんとキャスト当てた方がいいんじゃないの?バリに緑山の存在感が凄かったんですよね。

ええ、こんなにしっかりナンバーもあって、青学側にアプローチかけるんだ・・・?!てなってしまった。なのに部長の季楽くん以外はボーイズキャスト。

あと六角メンバーですが、本当にそこ抜けに明るくて、テニスを全力で楽しんでいる気配がすごかったのがガッツリ伝わってきてたし、実は直前?に葵くん交代になってるんだけど、それを感じさせないチームワークの良さで、ああいいチーム!ってなりました。

バネさんの腕の筋肉ばっかり目が行っちゃって他をよく観れたのか自信がいまいちないんだけど、ダビデは本当に顔が小さくて美人でした。ダビバネの歌もすっごく軽快でよかったなー!新テニミュの曲が一番好きと思ってるけど、なんかそれに近づけたのか?キャッチーで軽快なものが増えた気がするけど、六角だからなのか、それとも方針としてこれからそう言うのが増えていくのか。

氷帝チームも出てくるベースのストーリーは若干のシリアスなんですが、担当している場面が軽いせいなのか、皆芝居が上手いせいか、閑話休題、引き締める的な要素をしっかりになっていた気がします。二幕頭の芝居が空虚な時間にならないのはすごいと思う。

過去ずっと、二幕頭に挟まれるコントにもなりきれてない芝居が苦痛だったんだけど、今回はちゃんとしてたし、よかったです。

 

今回見終わった後、すごい不満もなく(サエさんには「ダメじゃん、音をフリーにしちゃ」と思ったけど)朗らかに劇場を後にできたんだけど、おそらく理由が「今回は両校ともめっちゃ楽しくテニスしてる」からだろうな、と。

他の学校が楽しんでいないと言うわけじゃないのですが、なんというか、六角の皆がじめっとしてない、元気な明るい太陽の子なので、悲壮感とか絶望感みたいなものを微塵も感じさせないんですよね。

個人的には氷帝戦でアカペラでがならせる手塚跡部戦が、演出方法諸々含めてあまりに辛かったので、今回はそういう締め付けられるような辛さが全くなく、ナチュラルに「すごく楽しそうにテニスをする話が見れたな!」と言う感じで、外は暑いけど清涼感すら感じるような気持ちになれました。テニミュの真骨頂って、六角戦なのかもしれない。

歌はサエさんのところとか、そこのダブルスは誰も助けられない布陣すぎて、おいおい!てところあったんだけど、演出にはこのやろーと思わなかったので、今まで一番心が平和なテニミュでした。

テニプリ知らないけどテニミュってなんかすごいらしいからみたいなーって言う人がいるかどうかはさておき、そう言う人に初回でぶつけたいのは六角戦。そんな感じでした。

 

余談ですが、みんなの大嫌いな立川STAGE GARDEN、6列め、センターに座ってみましたが、前に人の頭で舞台真ん中(いわゆるゼロばん)が全く見えませんでした。

だからセンターの芝居は飛び上がってくれないと人が見えない。なんだそりゃ。

帰る時に後ろの席見たら、途中列からは段ごとに1列めフラット、2列め薄座布団、3列め厚座布団みたいな補正がされてたので、わかってるんだろうなと言う印象でしたがそれにしても相変わらずこの劇場はやばい。今度歌舞伎もやるらしいから、歌舞伎のオタクにコテンパンにされてほしいし、早く宝塚に貸して、ヅカオタにもコテンパンに言われてほしい。