今年一発目の劇場は、テニミュでした!
私は沖縄比嘉中の部長木手くんがめちゃくちゃ好きなのですが、ついに!比嘉戦!
ちなみに木手君をやっている方は、私が初めてテニミュというものに触れた、新テニミュ2ndでも木手をやっていたので、数年越しで木手くんに仲間ができた・・・!という感慨で観に行く前から泣きそうでした。
ところで、比嘉戦って実は結構ダーティーな部分があって、特に太陽と海の申し子六角との試合で結構ギリギリ際どい試合展開だったり、オジイにボールをぶつけたりすることで、比嘉=悪みたいな構図ができるんですよね。
原作でもそれは余すところなく書かれているし、でも実は彼らをそういう風に走らせた背景としては、沖縄といういわゆるメイン都市圏ではない場所から全国に行く、全国で勝ち進んで沖縄の力を示したい、とか、そのために厳しい練習や特訓を積んできたとか、そんな背景があって、指導者はちょっとアレですけど本人たちはいたって真面目に真っ直ぐに熱く突き進んでいるだけ・・・というのが、よく表現されていた!!
比嘉の曲は全体に統一感があってすごくスタイリッシュ、かつ全員がかなりデキるタイプの役者で、とにかく舞台映えするので見た目がすっごく華やかでした。
比嘉、カッコイイ!すごい!てなったし、木手くんの曲はとにかくめちゃくちゃセクシーで、ちょっと甘くて上ずるような声質も相まって、めっちゃくちゃ艶っぽさもあって、もうまさに私の理想の木手くんかもしれない・・・と改めてにっこりしました。
ところでテニミュは海賊になりがちなんですが、全員パイレーツだった比嘉とってもよかったですね〜。ダンドリ大好き芸人の私は木手くんが海賊シーンに使った小道具の処理を思わず全部見てしまったけど、その仕草一つ一つがすごく木手くんでした、本当にいい役者だ・・・。
あと今回橘さんがMVPすぎる。めっちゃカッコイイ、出てくると画面がガッツリ引き締まる。不二と打ち合うところと、さりげなく千年の話するところすっごい良かった。
橘さんがかっこ良すぎて私の心がずっと伊武深司になってた。
ところで全然気にしてなかったんですが、青学も全員新しくなってるんですよね、今回から。フィナーレの紹介ソングも歌詞が変わっちゃってて、え!そうなんだ?!とびっくり。同じ歌詞の方が馴染みがあるんだけどなぁ。
そしてまだまだこれからだと思うから仕方ない?とはまあ、思うんだけど、初っ端全員の歌で、何言ってるかマジでわからなくてちょっと絶望した。
音はまあいいんだけど、本当に言葉が、単語か、何一つこっちに飛んでこなくて、本当にどんな歌詞なのかわからない。これって結構酷くないか?と思ったけど、歌唱指導の
先生がGo出したのか・・・?と疑問。
橘さんのソロで死んだ心が息を吹き返した、そこだけ歌詞がクリアに聞こえた。
あと本当に申し訳ないけど、手塚vs木手の試合の時、木手が歌えるタイプの人だったせいもあるとは思うし、手塚に関しては前任者が良すぎたというのもあるかもしれないけど、あれは酷い。
言葉は聞こえるけど、歌じゃなかった。どうしよう、これ、てこっちが困惑するタイプの歌だった。千石くんみたいなキラズコでもなく、本当に戸惑いしか生まれない歌唱なのは逆に才能なのかもしれないけど・・・次、期待しておきます。
で、全体の演出のアレやこれなんですけど、三時間超えの時間、もっとなんとかならなかったんでしょうか・・・。
各ナンバーももっと削れたよね?という感じがして、1ナンバーで同じメロディとか同じ歌詞とか、繰り返してる?と思うとことがいくつもあって、これをスッキリまとめたら絶対時間もうちょっと短くできたでしょう?と思ってしまう。
この場面必要かな?とか思ってしまうんだけど、原作にあるから必要ではなくて、舞台全体の流れにおいて必要かどうかという検討をぜひやってほしい・・・。
そこが舞台の強みであって面白さなので。
そういえばその長い公演時間、さらにトイレの少なさで大混雑するので客電着く前にトイレに立つ人が多かったようなんですが、それを「怪我人が出ると公演中止になるからやるな(要約)」って言った演出助手はどうされてますかね?
あの発信で舞台関連の人たちみんなざっと荒れたけど、私が行ったのその直後で、嫌がらせか?と思うくらい客電つくの遅かったんですよ、何のつもりなんだろうか。
三時間超えるなら、幕間は30分、トイレの数もヅカを見習って欲しいものです(無理)