【OSK日本歌劇団】天使の歌がきこえる【観劇】
年に二回の貴重な貴重な東京公演。
行ってきました、銀座博品館!!!
はじめて縦のポスターみた←
実はOSKはじめて!っていうひとを連れていったりしたんですが、皆楽しんでくれたみたいでよかったです。
大阪での評判も聞いていたので初めての人見せても大丈夫だ!とは思っていたけど私も大阪公演は見てないので心配…となってたので、一安心。
心温まる、というと陳腐になりがちですが、大人ファンタジーとしてかなりいい作品でした。素晴らしき哉、人生のオマージュ作品なんでしょうかね??詳しくはないんですが、でも「過去は変えられないけど未来は変えられる、選ぶのは自分自身」っていうのは普遍的なテーマだなぁとしみじみ。
主人公ジェームスの桐生さんは、なぜこの人が発見されなかった?というような貫禄の歌手。
周りの人達に支えられてデビューしたけど、忙しさの中でだんだん大切なものを見失っていってしまい、天使に助けられて大切なものを再び取り戻して…という人。
心地よい歌の伸びがよくて、かと思えば踊れば優雅で、あーこれは唯一無二!と改めて実感。
桐生さんのお芝居が嫌味なく自然で、台詞も聞き取りやすくて本当に好きなのですが、今回はより近くで表情なんかもしっかり見られてよかったです。
ジェームスの妻、城月さん。ほぼヒロインというポジション、桐生さんとの並びが大人っぽくて似合うのと、あまり社交的じゃないけど美しくて心が豊かな女性っていうのもぴったり。
相変わらずの美声で、デュエットが絶品。
楊さんはジェームスの昔からの知り合いで、一足早くデビューしたスター、ロバート。
ちょっと危険でアダルティな魅力が売りのようだけど、実は彼も過去に大切なものを見失い、大切な人を失ってしまったひと。
楊さん、めちゃめちゃクールでセクシー!悪い魅力の詰まった男でダンスも歌も絶品。ジェームスに過去のことを話すシーンの細かな感情の揺れ方が個人的にとても好き。
エマをたぶらかした後の「お疲れ様」が最高にカッコよかったなー。
ジェームスの妹、エマの千咲さん。
なんでも器用にこなせて可愛い、一幕のエマと、IFの世界に生きるエマ、どっちもめちゃめちゃ楽しそうで、歌もダンスも安定していて最高!城月さんと被らない魅力がまたいい。
天使のイブリン、ももちゃん。
一幕は殆ど喋らず踊りまくる人で、本当の活躍は二幕から。この人も上手いんだ、嫌味がない。壮絶にキュート。フィナーレの幕開きでは、イブリン!よかったね!と涙が出そうになりましたとさ←
エージェントさっくんは、髭おじ様、大丈夫かな?と思ったけど意外と違和感なかったかな。
二幕のIF世界のパリピ旦那が思った以上に楽しそうにやっててイキイキしてた。踊ると雰囲気がぶわわっと出るよね、さっくん。
凛華あいちゃん、こんなに上手い人だった?!芝居が自然で存在感がちゃんとある、すごい。デキる女の一幕と、二幕のIF世界でのギャップが最高。あとスタイル良いね?!
雅くん大活躍でしたね!親父さんよりもアダムスとIF世界の大先生が楽しそうでわたしは好き。
幕間のパフォーマンスもお疲れ様。
りっくんも美味しい役だった!可愛く憎めない愛すべきキャラクター。「ロバート…」って呼んじゃうところとか、間が上手い。芝居好きなんだなぁって感じたぞ。
双子ちゃんたちもセリフたくさんあってよかったね本当に!楽しそうにいろんな役をやっていて素敵。
こころちゃんのマダムに貫禄があってすご!となりました。だって2年目でしょ?何故あの貫禄が出るのか…ダンスもイキイキしてて好き!これから楽しみな娘役さん。
そらくん、久しぶり!Dandyぶり!
パッと目を引く華があるねぇ、芝居もうまいしスタイルがいいから衣装何着てもかっこいいー。2〜3年後に更に男役らしく輝いてくれるのが楽しみー!
ストーリーもよかったんだけど、残念ながら一回目ではよくわからないところがあって、2回目見たら解決した!というのがいくつかあって、これ最初からクリアだったらなぁーと思ったりなんだり。
ロバートがマシュウから預かり物を抜き取るところがちょっとわかりづらくて…一回目気づかなかった…。
あとロバートの告白?のシーンは、リアルなのかイブリンの魅せた過去なのか、IFなのかちょっとわからない。どこからどこまでがイブリンの魅せたIFかっていうのがわかりづらいかなぁ。
あと、短いけどフィナーレがあって嬉しいですねやっぱり。ちゃんとテクニックのあるダンスをガシガシやってくれるので大満足です。
初めてお連れした友人も「みんな歌がうまい…!」「台詞がちゃんと聴こえてノンストレスだね」「楊さん、かっこいい!」と満足頂けたようです。
やれうれしや(*^^*)
次は春のおどりかな!その前にローマも見たいけど遠征迷う…!!!