新生宙組。
みてきましたー!
先に言っておきますが、わたしは星風さんが大の苦手ですし、真風氏もそんなに好きじゃないです。
でも、大好きな星条海斗氏のラスト公演…生で観ないと後悔すると思って一回だけチケット確保。
しかし本当に星風苦手が過ぎて、どうやったら観なくて済むかを考えながら劇場へ向かった次第です。
さて、赤い河の云々ですが、原作未読。
ウィキでなんとなく人物とストーリー把握って感じで見ましたが、まぁ予想通り壮大なダイジェスト。
そりゃ10数巻ある原作を一本物じゃなくやろうとするならこうなるなって感じ。
まず登場人物多すぎて、みんなが曖昧になっちゃってる。二番手ですら、え?どういう人?って感じ。
あ、そういえばわたしは二番手芹香斗亜氏もそんなに好きじゃないのですがまぁこれは後でまとめて語ろう。
メイン以外だとザナンザが印象に残って美味しいかなぁとは思うけど、どちらかというとナキアのほうがわかりやすかったし、常に側にいるし見た目が美しいからウルヒも記憶に残る。
あとは王家に捧ぐ歌とか暁のローマとかの衣装総動員して美ジュアルで売るタイプの芝居でしたね!!!
個人的には…愛ちゃんが衣装も似合ってて良かったんですよね…シェイクスピアの時のあいずんカウチからのあいずん民なので、なんとか黒太子とザナンザを結びつけてみたかったけど、無理そうでした残念。
芝居においての星風さんが無理な理由、台詞が滑るのと、独りよがり感。
真風が好きじゃない理由、淡白すぎて台詞が本当に台詞だし、歌っても踊っても中身に熱さが感じられない。
この二人に対すると芹香斗亜氏のほうが色があってしっかりしてた、さすが花男…って感じでしたが、私はポー人事に怒ってますので!愛ちゃん二番手の前に滑り込んできた芹香斗亜氏を許せていないわけですね、まぁこれはどうしようもないけどね。
そしてショーです。
よく言えばクラシカルで正統派の宝塚のショー!
悪く言えばダサいくてテンポの遅い古臭いショー。
ツッコミどころ満載な上にテンポがほんとーに遅いから、眠くなるんですよね!
芹香斗亜氏のチャイナスーツ?で一場面やるのかと思って、宙のチャイナマフィア抗争まで妄想したのに銀橋渡りだけだったし。
謎のナレーションで始まるシチリア云々は、私のお父さんを歌うくせに、お父さん不在っぽいし、その後誰も寝てはならぬが流れるし、なんか構成が安っぽいし最後決着つけないでナレベで終わらすのがまた…結局なんなん?って感じでした。
明日エナはもっとエネルギーきてもいいのにーって思った一階後方。
相変わらず愛ちゃん目で追ってしまう。ってか愛ちゃんまでかなぁ、目立ってたの。
あとマギーさんも大きいから宙に合うなぁ…大きくて迫力があるのに品もあるって貴重な男役なのにな…愛ちゃんもノーブルにその後を追ってほしい…。
今回は渋々観劇でしたが、それにしてもなんかこう、後一歩感がどちらも凄くて…あーそうだ、宙ってこう、熱さがあと一歩足りないんだーって思い出して、花組観たいなーって思いながら帰りました。
あとエトワールはトップ娘がやっちゃダメよね、うん。