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歌劇(ヅカ.OSK)オタでジャニオタでアニオタの独り言。スタジオライフ、2.5次元も嗜みます。主観で好きなことを好きなだけ書いてます。

【観劇】ミュージカル テニスの王子様4thシーズン青学vs氷帝【テニミュ】

関東氷帝!!やってきました、ついに!

とは言いつつ、実は全体の流れから見ると氷帝戦ってあっという間にやってくるんですよね。

推し校である氷帝、そして最推し跡部様の登場だー!と盛り上がってチケット頑張りました。東京、大阪、凱旋それぞれ一回ずつ見れます。ありがとう。

というわけで、満を持して年明け一発目の2.5次元!いざ立川!と行ってきました。

ところで立川のガーデンステージってほんとあの…いえもう何も言わない。2.5

の舞台では施設のことは言ってはいけない、言いたいけど。

 

今回は関東大会、vs氷帝学園!です。

これはですねえ、名シーンがありまして…手塚・跡部の両部長による、永遠のタイブレーク。もう私もめっちゃ好きな話で、原作一気読み中はここで「すごい、テニプリすごい、何これ」って思ってました。アニメでも見ましたが、すごく気合が入った作りで作り手側も熱の入れ方が違うぜ!となった記憶。

そんな!屈指の名シーンが、さてどうなる?!と期待しながらいきましたが、うん!悪くはなかった!

…本当に悪くはないんですよね。キャストはみんな上手だし、熱量もすごくあると思うし、矢印もみな揃ってるし…でもなんだろうか、新テニミュとかレボライに感じた熱く迫り上がってくる感じのこっちの気持ちの盛り上がりが…ない…。

いや落ち着こう、それはこっちの責任かもしれない!歌!どんな歌だった!思い出して!と思ってもですね、覚えてないんですよね…。

テニミュ見た後死ぬほど脳内再生され続けた「チェンジチェンジチェンジ」みたいな曲が…なくて。

舞台の映像は思い浮かぶけど、曲が全く思い出せない…お持ち帰りソングがないなんて…。

まあ、あと2回見れば嫌でも覚えるでしょうということにしておいてざっくり両校の感想など。

青学はもう安定してきたな!のイメージ。今回すごく良かったのはタカさんでした。歌が上手いのよね、台詞として歌詞をこっちに伝えてくれるのがすごく上手いので対樺地戦はものすごく見入ってしまった。この人の歌はもう一回聴きたい!と思えたので、次回は樺地戦をじっくりしっかり見るぞ。

あと大石くん。前回のルド吹戦で、セリフ一発目が大変なことになってて心配してたけど、一発目じゃなかったおかげかヨシ!て思ってたら二幕の一発目かなんかでコラー!て感じになってたのすごく素直で笑ってしまった。でも歌は本当にしっかり喋ってくれるので、セリフも歌うように喋ってくれたらいいよ、がんばれ、成長楽しみにしてる。

今回初お披露目、氷帝!はみんなめっちゃ強い、体幹も強い。破綻してる人がいないのが凄い。特に跡部様が歌っている間に後ろで全員が踊る、て時が凄まじい迫力で、皆の想いの矢印がきちんと揃って向いているし、舞台面から発するパワーが凄まじくて、見ていて最高!ってスタンディングしたくなった。

滝がすごくダンス上手で、長太郎と一緒にダブルトップくらいの勢いで踊ってるんだけど、すごく表情とか手先の使い方も綺麗なので、次回はもう全部滝見てようかしらくらいの勢い。だからこそ演出で原作の滝全無視して謎設定加えられてたのが惜しい…。

忍足向日ペアはすごく原作通りというか、これだよ見たかったのは!て感じが強かった。がっくんはすごく身軽で可愛くて良かったので次回もダブルス戦楽しみにしてる。

忍足は一番心配してたけど、声がすごく良くて…歌も破綻少ないのであとは腹筋だけ鍛えれば最強って感じでしたね。滑舌もいいし発声もちゃんとできてて感動した。ところで関東戦の忍足ってもう少し抑えぎみのクールガイ気取ってるイメージあったんだけども、見てた感じ「これは氷帝立海で向日の土台になった忍足を経ているのでは…?」て感じがして、この演出プランだと全国をこれ以上に熱くやらなきゃいかんが大丈夫か?となったりなどはした。

宍戸鳳コンビはダブルスの歌がすごくかっこよかった。覚えていないけどかっこいい!という印象だけ残ってるのは、対戦相手の乾海堂ペアの歌が壮絶ダサくて憤ったせいで「まさか宍戸鳳もこんなダサい歌をやらされるのでは…?」と不安になったけどそうじゃなくて安心した、という記憶が残ってるせいです。

日吉もねえ、結構難しいところなんだと思うんですが、生意気な日吉若が生意気な越前リョーマとテニスするのすっごくよかった。永遠のタイブレークの後で試合するの結構ハードルが高いはずなんだけど、すごく忠実に日吉だったのがよかったです。

 

で、問題のタイブレーク、めっちゃカッコよかったけど、歌える二人だからってそこに全振りしすぎではないのだろうか〜!!!的な…。

今回演者はいいけど演出がえ、そうなるの?え、そうするの?が多すぎてつらい。。。

前よりましになったとは聞いてるんですけど、えっどうして?が多いのよ…。

原作があって、ミュの舞台自体も積み上げたものがあって、それを崩して再構築するのすごく大変でチャレンジなのはわかるんだけど、結果がすごくいい!になっていかないのが辛いですな。

4thから見始めてる私が思うんだから、本当に最初からテニミュ見てきた人たちはもっと色々思うところがあるんだろうな…。

 

とりあえず、試合後の氷帝が寿司を食いにいく件と、二幕最初の謎の日替わりっぽい時間稼ぎはちょっとどうにかしてほしい。。。

試合後の氷帝描写はそんなわけないだろう感満載でしかも痛々しいし、原作のどこ読んだらこの解釈になった?という気持ちが溢れ出て止まらん。

あと、もしだけど、二幕の最初が「どうせみんなトイレとかで時間通りに来れないと思うからその間本編始めないでおいてあげるね」の配慮だったとしたら、そんなことをするよりも休憩時間を増やすほうが建設的。

大体ヅカ並の上演時間のくせに休憩が短い!トイレ列捌けないの分かってないのかな…て毎回思うけど、こればっかりは劇場設備のあれやこれやもあるからしゃーないのかな…。ヅカの30分幕間は転換準備化粧替えの時間も含んでるし仕方ないところはあると思うし、テニミュで30分休憩したらその間に演者の熱が冷めるというのもそうだね…と思わざるおえないな…。

 

なんにせよ楽曲の記憶がほっとんどないので、記憶と印象頼みの記録になってしまったのですが、また次回、大阪で見たときに何かときめく要素が見つけられたらいいなと思います。