【観劇】スタジオライフ公演音楽劇「11人いる！」【スタジオライフ】

久しぶりに、スタジオライフ公演を見てきました。
原作、萩尾望都「11人いる！」です。

一応、池袋のあうるすぽっとという、個人的には良立地で上演時間も2時間を切るってところから、かなり混むかな？と予想したんですが、思いのほか売れていなかったようで・・・開幕直前に先行購入した人向けに追加割引販売のお知らせがきたり、トークショーのゲストがめちゃめちゃいい人選だったりと・・・。
それでも土日は人が来てくれているみたいで安心しました、よかった。

さて、そんなライフの11人いる！はダブルキャスト公演です。
といっても、全員が変わるわけではなく、数名。
タダとフロル、あとアマゾン、王様、グレン。
一応、両キャストみた中で、私は関戸タダ・松本フロルのamoチームが好きでした。
でも曽世さんはやっぱり王様がいいなとも思ったので、そこだけ合わせてみてほしかったりして笑
タダはまつしんもよかったんだけど、関戸くんと並んだ時の絵が綺麗だったのと、未分化な性であるフロルがより繊細に表現されていたりとか、最後に「お前がいうなら、女になってもいいや」っていうチャーミングさが最高でした。関戸くんも、スタイルがよくて、声もいい、タダ役として必要な純朴さが生かされてたな、と思います。
反対チームの劇団一押し可愛い伊藤くんフロルは、うーん！まだ若い！でも若い故にいいところもあるんですよね。ライフの役者はみんなセリフがちゃんと聞こえるからいい、本当に。伊藤君も綺麗にセリフが聞こえる。でも相手役がまつしんだったから成立したフロルかなーって感じでした。単純に女の子がオレオレしてるだけに見えちゃって・・・・いやそれすごいことなんだけどね笑
王様曽世さんがコスチューム似合いすぎてて最高だったせいで、後からみた宮崎さんの王様が浮いてみえたとか、そんなこんな。
ところで、サバ系は美形が多いってマジで千葉くんに言わせる・・・？て思ったよ・・・？え？え？←
千葉くんが整ってないとは言わないけど、ライフ役者は基本レベルが高いからさあ・・・・。仲原くんあたりに言わせたら納得できたかもしれないけど・・・そういえば仲原くん今回出てないね・・・。
アマゾンも役替わりだったけど、見せ場がフロル入浴シーン目撃くらいだったから、イマイチ記憶が・・・。牛島くんの体がいい具合に仕上がってたのをみてちょっと意外！と驚いたのは覚えておく。
あとヌームもいい役だなぁ！だから宇佐見くんなのか・・・と納得。綺麗なヌームでした。
あ、歌はソロで聞けるのは宇佐見くんがピカイチ。楽曲の力もあるかもしれないけど、上手でしたね。
他のピエロっぽい若林君とか、耳付きの鈴木くんとかはもう、その他大勢って感じで・・・。もっとエピソードあったような・・・？
原作はアニメで見たから記憶がおぼろげなんですけど・・・。

あ、あと歌はぬるっとマイクが出てきて歌うのはまあ許す。そして限られたマイク4本持つメンバーが歌において安心できる技量なんだな、というのもまあわかる。
あと片方のキャストに合わせて歌シーン作ったんだな！というのが散見するところがあって唸ったけど・・・せめて、せめて全力で勢い付けて、熱量もって歌ってくれー！！！
見てるこっちがなんだか恥ずかしくなっちゃうような微妙なエネルギーなのはちょっと・・・！だよ・・・！！！！

久しぶりにライフの舞台って感じで楽しかったけど・・・歌は無理にやらなくても？という感じ？
でもあの調子で十二夜を再演してほしいなーという気持ちはあったりする。あの頃は劇団もイケイケだったから余計できた舞台かもだけど・・・うさみくんにあの歌うたってほしいな・・・林さんと石飛さんが歌ってたやつ。。。。