語りたいこと好きなだけ

歌劇(ヅカ.OSK)オタでジャニオタでアニオタの独り言。スタジオライフ、2.5次元も嗜みます。主観で好きなことを好きなだけ書いてます。

【祝】再開ですってね~【ヅカ】

やっと世間が動き出して・・・ふむ!

ヅカは再開が決まりましたね!はいからさん!はいからさん!!

と、言いつつもきっとチケットは取れないだろうし、ライブビューイングも席数減らすだろうし、あーしばらくは生のエンタメ、というか歌劇は遠いかなぁと思いつつ、家でアザラシのようにごろごろしております。

 

OSKは再開が難しそう、というか常設劇場もなく、通年公演をしているわけでもないのですが・・・それでもこの騒動の影響で延期になった公演がいくつかあり、それの予定が発表されれば幾分か心が晴れるのかなーなんて。

 

それにしても例のガイドラインとかに合わせて席数を減らしたり、座席間をあけたりすると、小さい劇団や劇場は収益を考えてすぐに公演をしようという感じにはならなさそうですね。

なにより、演劇は稽古が必要!!!なので、まずは稽古を再開させないとね・・・ということですね。エンタメ系は特にこれが想像できない皆さん多いなーと思うのですが、公演の前には稽古が、仕込みが必要なんですよね・・・。そのバックグラウンドを支える技術者の皆さんもこの騒動で打撃を受けている方が多いのだろうなあ、と想像に難くないので・・・もうこれからエンタメ関連、再開しても大丈夫かな・・・と無駄に勘ぐってしまったり・・・。

向こうさんはそういうのを望んでいないだろうけど、どーしてもそういう心配をしてしまうので・・・いかんな、もっと観客として立ち居ふるまわなくては、というジレンマを感じているところです。

 

それにしてもOSKの春のおどり見たかったなー・・・。

オギーが手がける大劇場レビュー。めちゃめちゃ、めっちゃめちゃ、楽しみだったんですよね。

毎年恒例のたけふ公演も今回は中止になってしまったので、これでいよいよ本格的に、OSKの今年の公演予定がすべて白紙状態・・・です!

というわけで、頼みの綱は本町カフェですね!贔屓が出てくれるのを祈りたい・・・今のところ、全員正装の袴姿で出てくれているので、ちょっとそれはうれしいかもしれない・・・期待しておこう・・・。

【OSK】巣籠鑑賞会のススメ【チャンネル動画】

皆様お元気でいらっしゃいますでしょうかー!もう飽きはじめてないですかね、この挨拶。

それはさておき、今回はこれを見たらいいよシリーズ、OSKチャンネル!です。

ニコニコ動画のチャンネルでOSKの作品が見られます。初回は一か月無料期間があるのですが、課金額は月500円なので、気になる作品がある方はさくっと登録しちゃってもいいと思います。

 

で、その中でこれが面白かったよーというお勧めをいくつか。

DVD化されているのは円盤セール中なのでそちらで買うほうが絶対いいですので、割愛!



・獅子の星~StellaLeonis

お前口を開けばそれしか言わないといわれそうですが、何度だって言います。

特にOSKチャンネルだと、初演のレビューカフェ版と再演の心斎橋角座版が両方見れるので、演者の進化や演出の変更、お話の深まり等いろいろ垣間見ることができるんですよ!!!

惜しむらくは、角座版でダブルキャストだったのに片方が入っていないことですね、さっくんのかわいい弟みたいなぁ。

私が実際に見たのは角座版なのですが、個人的にはカフェ版と角座版のそれぞれに、こっちにしかない要素、みたいなのがあるので、作品やキャラの虜になってるオタクにとっては両方見てこそ!という部分があったりします。

個人的には古代の王子、ルカとネロの詳しい話をもっとください的な感じなので・・・いつかどこかで補完されたらうれしいなぁ。

 

・FIRE AGATE

こちらは道頓堀角座時代のレビュー。

翼&千咲のなんでもできる同期コンビのイケイケショーて感じ。

ラリマーもあったけど、私はこっちのほうがかっこよくて好きです。

天輝、登堂の同期コンビも大活躍だし、若手娘役ちゃんはSoCuteだし、歌よりもダンスに重きを置いた感じではありますが、途中白鳥の湖をテーマにちょっと芝居っぽいことをしたりするのが楽しいです。

 

・Hydeway

言わずと知れた?オギーのショー。

いろいろな時を巡り巡ってまた戻ってくる不思議な空間、不思議な世界。

小箱での限れた空間と少ない出演者だけど、だからこそオギーが趣向を凝らしただろうショーで、とにかく楽しい。悲しいのはなぜかこのころブツ切りで5つくらいに分けて同がを載せられているせいで、見終わったら次へ、次へ、と送らないといけないこと。DVDになってないのでニコ動で見るしかないんだけど、これはつらいねー。

個人的には薔薇の精翼アニキが伯爵夫人を誑かすシーンがとてもとてもいいのであれを膨らませてお芝居にしてほしい。

意外と主題歌がロックでノリノリ、エネルギッシュなのもいいですよねー。

 

・プレシャスストーンズ JASPER

楊さん主演のJASPERは主題歌がめっちゃ覚えやすいし、ノリノリで楽しいのでBGM替わりに再生していることも多いです。

食博覧会の映像のほうがダイジェストだけどきれいなので、食博の映像で試してみて、本編を見るというのもいいかも。

つい口ずさんじゃうなぁって思って音楽誰?てみたら、まさかのレオニス作った小渕先生だったよ・・・さすが、キャッチーな音がお得意・・・!

 

・片翼の碧

スタイル抜群登堂くん主演作品!ストーリーショーで、芝居の要素も強いけどがっつり芝居!という感じじゃないので、いろいろな余白があって、それを楽しめる上質なショーです。突然この作品だけ映像化に力を入れたらしく、題字や演者の名前がテロップで出るという好待遇でビビりましたが、カメラワークがあんまりよくないので(控えめな表現)気楽にのんびり見てほしいです。いいショーだったんだけどなー・・・カメラワークって大事・・・ですね・・・。

 

・Dandy

これも満を持して!という感じで動画UPを楽しみにしていたのに、カメラワークのせいでチベットスナギツネの顔になったやつです。

固定カメラっていうか定点カメラ?何なの?記録用?

あんだけかっこいい男役さんが盛大にキザってくれていて、ショー自体もいろいろなシーンがあって面白い作りなのに、固定アングル&光調整ができてないせいで白飛び・・・。

切ないのが真ん中にいればいるほど白飛びしてしまって、画面上から消えるという・・・。

でも好きですから、見るんですが・・・・もうちょっとなんとかしてけろー!



最後のほうお勧め情報より愚痴っぽくなりましたけども、OSKのチャンネル動画はもちろん面白いので・・・ぜひ皆様ご覧くださいませ。

生放送も再開しないかなぁ。

【ヅカ】巣ごもり観劇のはなし【円盤鑑賞会】

お元気でいらっしゃいますでしょうか、三回目です。

さて、今回は巣ごもりで見た作品で良くも悪くもコレはwとなった作品について語ろうと思います。

 

よく宝塚の作品で駄作とトンチキってあるんですが、これ、似て非なるモノだと今回改めて思いました・・・うーむ。

見たのは、まあ、「蘭陵王」なんですけどね!!!

あきらがナイスおネエだったとの声もあり、見た友人が「観劇中笑いをこらえるのが大変だった」と言っていたらから、きっと邪馬台国ばりのトンチキだなと思ってワクワクしながら見たんですが・・・ただの、駄作!!!!!←

キムシンにしては説明が乏しいというか、ブレにブレた作品だったな・・・と思ってしまう。

題材はいいんだけど、そこに乗せるテーマは何なのか・・・。

蘭陵王が主人公のゲームだったら自分で選択肢を選んでいくから楽しいのかもしれないけど、いかんせん蘭陵王くんの幼少期の環境に端を発したのか、成長してもなんだか中身が空虚で、何をしたいのか、何を考えているのかがわからず、そこがミステリアスで素敵とも言い難く・・・。

周囲の人物にしても、くり寿ちゃんはかろうじてどういう女性なのかわかったようなものの、彼女が蘭陵王とひかれあっていくのがイマイチなぜかわからない。

あきらは本当にこれ、賑やかし以上の役割あった?という、あきらにやらせる必要あるか?な感じでしたね・・・。

いろんな紙面であきらが「あの役は本当に苦労した」というからどんな難役かと思ったんですが・・・その「苦労」って、芝居の中でどういればいいのか、この空虚な役をいかにストーリーの中で自然に、浮かずに演じるか、どこで自分の中で落としどころを見つけるか、という苦労な気がして、これってあきらが頑張ったところで脚本演出のせいで殺されてるのでは?と疑念。

個人的には権力に興味がない、戦いよりも美しいものは好き、身目麗しい同性の恋人がいる、なんていうなかなかに革新的な設定を背負っている、のに・・・使い切れてない!!!もったいない!!!!

恋人のほってぃも、途中まで何を考えているのかがわからない、あきらと一緒に幸せに暮らしたいなら、蘭陵王を毒殺する必要なんてなかったのでは?

あと、死ぬ間際に「なによォ!」と突然オネエ言葉になったのも、なんだか醜悪なステレオタイプを見せつけられている気がして頭痛がしたんですよね・・・いいじゃん、別にオネエ言葉しゃべらさなくても。そうじゃなくとも、ずっとあきらと一緒にいるその姿を見れば、この人はゲイもしくはバイだな、恋人同士なんだな、とわかるじゃないですか。オネエ言葉をしゃべらせないとその人のセクシャリティがわからないなんて、そういう時代ではないのですよ。そのほってぃも、それまでの過程の中でさびしんぼのあきらより先に死ななければならない可能性のあるような凶行に臨むタイプか?と言われる、それはなんか違う気が。。。

ツメが甘いような気がします、この話全体。

 

蘭陵王という題材は魅力的だし、中国の歴史ロマンとしてかなりいい路線だったとは思います。セットも衣装も音楽も、こだわったんだろうなー!というのは見て取れたんですが、いかんせん演出家の欲望がまとまってなくて、イマイチ心に響いてこないのが残念ですね。

トンチキというよりも、駄作!と言わざるを得ないのが残念すぎます。しかも主演のかちゃは・・・やっと単独主演なのに・・・やりどころが!!!なさすぎ!!!巧い人をそろえてやった公演なのに、もー、ほんと、もったいないが過ぎる!!!

 

とまあ、巣ごもり鑑賞会一発目はそんなこんなで総員ツッコミまくりで笑ったんですが・・・本当にこれが外部の箱で一演目って思うともったいないな・・・めちゃめちゃ余ってたって聞くけど、そりゃこの作品じゃあしょうがねえ!と演者を気の毒に思っちゃいました。もっと豊かな作品が見たかったんじゃないかな・・・。

 

ちなみにこれを見た後は、素敵なショー作品で口直し。

BG見ました。やっぱり花組のショーはいいなー。

【スタジオライフ】巣ごもり観劇のススメ PART2【円盤鑑賞会】

皆様、お元気でいらっしゃいますでしょうか!(二回目)

今回は、前回OSKの巣ごもり観劇のススメを書いたので、スタジオライフの巣ごもり観劇のススメをいくつか・・・と思っております。

ちなみにスタジオライフ、結構うまい具合にDVD作ってくれていまして。

大抵はライフの公演はダブルないしトリプルキャストでの上演が基本、なのですが、大抵そのどちらも映像化してくれます。

著作権があるもの等以外は極力DVDにしてくれるのでありがたいです。

公式通販や、なぜかブックオフとか中古店系で結構手に入ったりしますので、その中でのおすすめをちらほら書いてみます、興味があればぜひ!

 

なんて書いてたら!!!公式通販が!!!セールをやっております!!!ぜひ!ぜひどうぞ!!!→http://www.studio-life.com/



・DRACURA/ヴァンパイアレジェンド(2006年上演)

こちらは実は公式通販ではもう販売していないのですが・・・ヴァンパイアもの大好きな私のベスト3に入る作品です。

ヴァンパイアレジェンドは実際に劇場で見て、とてつもない衝撃を受けた作品です。

ガラスの仮面姫川亜弓さんが、乙部のりえさんと直接対決した「カーミラ」という吸血鬼作品があるのですが、これが女性同士の恋愛を取り扱ったということでちょっと珍しい毛色の作品ではあるんですが、それを男性に置き換えたらどうだろうか?というのが「ヴァンパイアレジェンド」で、DRACURAはブラムストーカーのいわゆるドラキュラ伯爵を原作にした作品です。

どちらかといえば、ドラキュラのほうが登場人物が多く、ドラマティックではあるので初心者の方におすすめしたいのはドラキュラ!なのですが・・・ヴァンパイアレジェンドは耽美かつ繊細で、いかにも、という感じの切ないストーリーになっていまして、私は大好きなのですが、おそらく中級者向けです。

あと、ヴァンパイアレジェンドは、ちょっと脚本が整理しきれてない?という部分があったりして、間延びするように感じてしまうかもしれないので・・・そこもご承知おきいただけると・・・。

ちなみにこちらはダブルキャストなのですが、それぞれ吸血鬼青年のゼーリヒが見た目や演技の感じが正反対なので、めちゃめちゃ見ごたえあります。

片方は長身の端正な美男子なんだけど、もう片方は小さな美少年で女の子みたい。

どちらもめちゃめちゃに美しいので楽しめることは請け合いです。

ちなみにドラキュラも、再演を重ねて整理はされているのですが、いかんせん初期は時系列が謎だったり、場面が長い!などイケてない部分が多いので、集大成として上演された最新版DVD(2018年版)をおすすめします。めちゃめちゃわかりやすくなってました、ほんとに。

 

天守物語

泉鏡花原作の有名すぎるお話、ビジュアルがうのあきらさんなので、舞台上の皆のメイクや衣装もそんな感じ。

お城の天守に住む妖怪のお姫様が人間の男と恋しちゃう、そういうストーリー。

これまた富姫様がダブルキャストの各チームで真逆のビジュアルと持ち味なのが面白い。ちなみにみんなバケモンなんだけど、役はほぼほぼ女性約ばっかりなのでめちゃめちゃリアリティがある、妖怪感すごい←

原作はしっかりしているのと、舞台装置が豪華、衣装・メイクに見ごたえがあるという点で、これはかなり楽しめると思います、おすすめです。



PHANTOM -THE UNTOLD STORY

いわゆる、オペラ座の怪人。スーザンケイ版、といえばいいのでしょうか。

一番有名なミュージカルになっているオペラ座の怪人は、主人公がオペラ座の地下に住みついてからのお話ですが、スタジオライフ版は彼が生まれた時からの物語。

ファントムはどう育ったのか、どうしてオペラ座の地下に住んでいるのか?そのあたりが細かく重厚に描かれています。結構壮絶な人生をファントムことエリックが送っているので、見るのが結構精神力を使いますが・・・でも、繊細な心の芝居が巧いスタジオライフだからこそ、できたなぁ・・・と思ってため息が出ます。

ほかのオペラ座の怪人を知っている人にこそ、見てもらいたい作品。



十二夜

これも公式ではもう販売していなかったけど・・・これ、本当に面白い・・・!

シェイクスピアの「十二夜」をスタジオライフがやってみる!という。

これ、音楽劇なんですが、いい歌が多いんですよね。技術はそこそこあれですが・・・笑

ちゃんと巧い人に歌わせてくれているシーンがちゃんとあるのでご安心を。

コメディなところや、独特のせりふ回し、いろいろあってとても楽しいです。



ざっと!こんな感じです!!!

いろいろあって、OSKよりも割引率は低いですが、特典映像があったり、DVDにはチャプターもあって、OSKよりちゃんとしてDVDになっています!(むしろそれを言ったら、え・・・?!OSKってチャプターもないの?!て思われちゃう。。。)

気になる作品で巣ごもり観劇をぜひ、お楽しみください!

【OSK日本歌劇団】巣ごもり観劇のススメ【円盤鑑賞会】

皆様、お元気でいらっしゃいますでしょうか!!!

多趣味な私は観劇という趣味を奪われた現在も意外と元気、ではありますが・・・やはり!助けられています!DVDや映像配信に!!!

 

とりわけ、中止になってしまってリアルに泣いた新橋演舞場公演の観劇予定だったチケット金額まではいいよね、と自分に甘い言い訳をして買いまくったOSKの円盤。

いい仕事してます!!!

あ、ちなみに・・・今、OSK通販が過去作品はほぼすべて半額という大盤振る舞いをしているので、よかったらぜひ。

とはいえ、いきなりDVDどれがいいの?!と思う方の一助となればと思いまして、独断と偏見でコレが好き!ここが好き!を語りたいと思います。私の好みが多分に入りますが、よかったら参考にしてくださいね。



・カルディアの鷹

ニコ動のチャンネルで見て、最高に好き!と思った作品。人に布教するために円盤買いましたとも!←

異世界ファンタジーRPG風で、どこかにある多分暑い国の王子様が主人公で、自国を牛耳る怪しい教祖とその宗教的儀式に対抗したりしながら、先住民族の女の子と愛を深めていく話ですね。

ちょっとオタクの好きなライトノベル風の設定でありつつも、話の芯がしっかりしているので実にわかりやすく、かつ物語の中身も悪役との対決図もありつつ、ロマンスもありつつかなり盛りだくさんで楽しいです。

何より、人物一人一人がとても丁寧に厚く描かれていて演者も巧い人が多いので、それぞれの人物がどういう人でどういう気持ちで動いているのか、というのが明解。

え?どういうこと?っていうストレスがなく見られるストーリーです。

とはいいつつ、個人的にいとおしいトンチキ箇所がいくつかありまして、まず衣装!!!

衣装は国の設定を統一してほしい!!!なぜ欧風衣装の第一王子と砂漠方面の暑そうな地域の衣装の第二王子を並べようとしたのかー!!!

ここはいったいどこなんだー?!と混乱しかけるけど、まあ主演の高世さんが王子風軍服が似合いすぎる、というのが理由だろうな、と無理やり納得させます。高世さんかっちょいい。

なんにせよ、この重厚なストーリーと比較的マシなカメラワーク(おい)が3000円なら購入するべし、です。

 

・男舞

鉄腕DASHのコメの銘柄と同じ音並びですが、こっちは日舞

去年の12月に京都の先斗町歌舞練場で公演した作品も半額対象で。なんと2000円、買うよね。

男役6名のみで、日舞レビュー、という感じ。とはいっても、正統派の舞から、ミュージカルみたいな場面もあり、にぎやかなお祭り場面もあり、約1時間ちょっと、かなり気軽に楽しめる作品です。

個人的なおすすめは、弥二さん喜多さんの掛け合いが絶妙な虹さん&翼の兄貴のシーン、あと解釈がいろいろできちゃう男たちの友情シーンです。

下級生に至るまで顔のいい男役をそろえたぜ!!!という気合を感じる作品。

しかし、知らなかったけど冒頭の五穀豊穣を祈る地唄舞?の音源が著作権上の理由でカット!に!!!あってるんだかあってないんだかわからないポンポコ鼓とピーヒャラ笛のBGMがかぶさっているけど、実際はもっと重厚な舞だったなあ・・・。

あと、冒頭の気合は入っているんだろうけどイマイチよくわからない出演者紹介映像と、一応の目玉らしいプロジェクションマッピングとの融合舞は個人的にトンチキで済ませられないレベルと思っています←

その分ぬいたと考えても、この価格なら買って損なし。OSKにしては珍しく、トークショーの映像も入っていますよー。

 

・円卓の騎士

オギーの脚本演出!ミュージカルというよりは音楽劇、歌がめっちゃめちゃたくさんあって、しかも旋律が難しい。でも美しくて、物語も難しいけれど、最後まで見終えたときに、あっ、これってもしかして・・・という気づきがあります。心の中に、一つさわやかな風が吹き抜ける感じ。

話はアーサー王伝説、とかそういう類の話でしょうか。

と、いいつつも実はアーサーが一番クヨクヨしてて、いつも悩んでいてるような、そういう苦しかったり切ない話です。

楊さん筆頭にビジュアル、歌、ダンスとそろえてくれた少数精鋭で壮大な歴史絵巻を見せてくれる満足感の高い芝居です。

オギーは狭苦しい小屋を上下をつけて広い空間として見せてくれたし、ちょっと映像ではわかりづらいけど、舞台上に投影される映像も美しい。

個人的におすすめなのは濃厚な芝居のあとのさわやかなデザート、フィナーレ。

演者の皆さんが芝居で演じた役とリンクしたようなヘアスタイルで出てきてくれるので、いつもと雰囲気の違うフィナーレなんですが、男役メインのメンバーがロン毛なんですね。

特に魔術師マーリンの愛瀬さんはストレートの金髪で、燕尾服でくるりとターンするたびに、裾と髪が一緒にひらり、ひらり・・・・美しい!耽美!これは見る価値がありすぎる!!!←

これは3000円です。買う価値しかない。

 

・三銃士

正統派の三銃士、ダルタニャンの冒険。

ちょっとダルタニャンが高世さんの持ち味のロイヤルとあっていない感じは否めないけど、銃士隊のほかの面々が個性的で楽しいのと、娘役の役が個性豊かで楽しい。

難しいことは考えずに楽しめる冒険活劇とラブロマンスなので、円卓よりも頭を使わず楽しみたい人におすすめ。

前半は王妃様とバッキンガム侯爵の道ならぬ愛にいろいろ持っていかれがちだけど、殺陣もとにかくカッコイイです。

最後の終わり方は若干のトンチキだけど、まあいいだろ!ていう感じのわいわい楽しい芝居。

これも3000円ですね、買う以外の選択肢ある?

 

・たけふレビュー2017 OSKシンフォニー

オーソドックスな歌劇レビュー!て感じのショー。約50分でこれだけ見られれば万々歳!な内容。これが現地だったら一回2000円とか・・・たけふ市民になりたい・・・。

主演は楊さん舞美さんの黄金コンビ。二番手が翼&千咲のなんでもできちゃう同期コンビ、ということで安定の布陣。

一部版権のため、カットもありますが、歌もダンスもしっかり堪能できます。OSKのラインダンス!も最高に楽しめる。

あと、主題歌が覚えやすい。

でも一つだけモノ申したいのは、約1か月公演あるのに、なぜか2日目に収録しているという事。なんで!!楊さんもフィナーレのあいさつはいっぱいいっぱいだし・・・!

千秋楽とは言わない、せめて中日を過ぎてから撮ってくれー!!!

でもメンツが豪華なのと、ショーの面白さがあるからこれは買うべき、3000円。

 

・春のおどりシリーズ

春のおどりは、いろいろ版権とか出演者の数とかあるんだろーなって思うけど、いつも円盤が1万超えてきてるんですが、過去のものであれば今なら半額!6000円で買えます!!!出演者や演目、演出で確認して、よさそうって思ったのを1つ買ってみるのもいいかと思われる。やっぱりOSKの日舞レビューはいいなーって思う1部と、2部のオーソドックスな洋舞レビューのセットはありがたい。今日は日舞だけ、今日は洋舞だけ、なんて見方もできるし、どちらも1幕50分とかだから、さくっと見られる。

なにより、春のおどりは強力なバックアップで松竹様がいてくださるので!装置!衣装!構成!豪華!!!!です!!!!

通常12000円のところ、6000円、これは買いです。

※ただし、2019年の洋舞は現地で見たら最高だったけど円盤にしたらほぼ曲が差し替えだったぽいのでこれだけ注意してくださいませ。これ、発売まで買った人も知らなくてひと悶着あったやつなんで。



上でもちょくちょく書いたけど、OSKちゃん版権の都合で音差し替えたりしているのを、あんまり公式通販に書いていないので(差し替えあるとは書いてあるけど、どこがさし変わってるとかは書いてない)可能なら知ってる人に事前に聞いたり、いっそ通販に問い合わせてから買うほうがいいかもしれない。安いとは言え、カットだらけの映像だけを見ても寂しいですからね。。。

なお、お試しという意味ではニコ動のOSKチャンネル、これの登録もおすすめです。

円盤化されない小さい箱の公演(角座シリーズ他)もあります。

私が執拗に感想書いている、天輝くん主演の獅子の星とかラストパラダイス、Dandyはこちらにあります!でもPSで固定カメラって書いてあるのは本当に何も調整してくれてないからライティングがクソクソすぎて微塵も勧められない・・・つらい・・・。

個人的にはハイダウェイがおすすめなんで皆さんに見てほしいなあ。



そんなわけで!以上!参考になればこれ幸い、皆様どうぞ、良い巣ごもりライフを!

【雑談】止まらない中止、中止…【OSK】

コロナちゃんがおお流行り!で・・・エンタメ業界大打撃、ですね。。。一応首都の住所に住んでいる身ではありますが、宝塚も、 OSKも中止や延期がどんどん決まり、生活に潤いが・・・ なくなっていく(カサカサ


はいからさん、とっても楽しみにしていたのに、 初日がなかなか迎えられず、 インスタのメッセージも見ましたが切ないですね。
「お元気でいてください」 というのはなかなかにお上品な挨拶だなぁ・・・と改めて、 しみじみ感じました。
(ヅカ版でも銀英伝ではキルヒアイスがユリヤンに「 元気でいてください」と言う場面があるのですが、 あれも万感の想いがあったよなぁ、と今更ながら)


ちなみに遠征予定だったOSKの角座も4月はすべて延期。
振替は6月予定だそうです。
OSKは振替をするよ、 という延期発表なので幾分か気持ちが楽ちんではあるのですが、 天気や季節と違って予測がたたないので、 延期したところで果たして公演できるのかな? という不安は常にありますね。

5月だから大丈夫でしょうと高をくくっていた春のおどりも、 状況的に厳しくなってきましたね・・・一年に一回の春のおどり、 しかも今年はオギーのショーなのに!! とハラハラしながら先行きを見守ってます。


とりあえず冷静になって、 今できるのはこの危機を健康第一で乗り切って。 延期公演の再開時には全力で観劇に走る為に体力とともに財力を蓄 えること!のみですね。
家にこもる際は、WOWOWの宝塚放送を撮りためた映像と、 OSKチャンネルの動画をエンドレスリピートでときめきを補給、 めっちゃ大事。
こういう時にネットが普及している現代ってありがたいな、 と思ったりしますよね。とりあえず世の中の歌劇ファンの皆様方、 ぜひともお元気でいてくださいね。

【雑談】色々中止になったりして【エンタメ】

例内を見に行ったら、 サイト上に払い戻し公演のリンクが多すぎて探すのが大変と言って ました。まあ、普通はそうあるもんじゃないですもんね。


そんな中、「自己判断で来ない、来れない方には返金をしますが、 通常通り千秋楽まで上演します」 というスタジオライフさんの公演は見に行きました。
パーッと明るく騒ごうぜ!みたいな作品ではないんだけど、 濃厚なエンターテイメントに触れるのは楽しい。


何よりも、イベントを楽しみにわくわくしながら待ち、 その日のために新しい服や化粧品を買って整え、 会場で会うであろう友人や演者のためのプレゼントや差し入れを買 い、当日も作品に合わせたおしゃれを楽しんで出かけ、 友人との観劇なら前後どちらかにお茶や食事をする、 そういう個人的な楽しみがなくなってしまうのは至極寂しいですし 、 この寂しいという気配や空気というのはなぜか伝染していくんです よね。感情論だけではなく、なんとなく街に人がいない、 資本主義国家ゆえに経済活動は止められないけど、 残念ながら経済が冷え込む、悪循環ですね。
実際、 観劇はチケット代だけが消費されてるわけじゃないんですよね。
それに付随するいろいろな費用、 それらがもろもろ入らなくなってるんですよね、これって結構、 かなり、重要ですよ。。。
じわじわくるそ、と覚悟しているけど、どうだろうか。


なんだろうな、オリンピックがあるせいなのかな?
どうしてもオリンピックをやりたいんだろうな、 というのは想像に難くないけど、 それでもこれだけ世界的に拡がりを見せちゃってるコロナちゃんの この時期に、やる必要はあるのだろうか。
あるのだろうな、利権の絡む様々な人たちには。


演劇、舞台系イベントだけじゃないんですよね、 博物館や美術館も休館、テーマパークも休園、 大型商業施設は営業時間の短縮やセールイベントの中止。
いやいや、 そこまでするならいっそ3日間くらい日本全国で仕事しない日にし てみたらどうだろうか。
やってみたら、どこが必要不可欠で守らなきゃいけいないのか、 とかわかるのではないだろうか。


個人的には楽しみにしている4月のレオ君PSと、 そのあとの春のおどり、 これが開催されてくれるのを祈るばかりです。