【観劇】ポーの一族をみてきたbyにんげんども。【遠征】
あけましておめでとうございます。
今年ものんびりまったり、楽しく観劇していこうと思います。
と、言いながら年明け初宝塚であり、初観劇は…遠征です。全然まったりしてない!
東京が確実にチケ難なのでならば大阪で見るわ!ってことで探したらチケ取れたので、無事に大劇場遠征です。
プチミュが宙20周年でラインハルト様の衣装あった、わーい。
で!観ちゃいましたポーの一族。
原作萩尾望都!ライフ作品の原作によく来るので個人的にはよく知るというか、漫画もいろいろ読んでます、うん。去年はエッグスタンドやってたね。
で、ビジュアルモンスター花組はビジュアルだけじゃなかった!!!というのが個人的な感想です。
やっぱ花組って組の力が熱くて濃いよなぁ…って感じました。
エドガーみりおが正にはまり役というか、少年ぽさがもちろんありつつ、頭のいい、長く生きた故の屈折感とか孤独とかぜんぶ、ぜんぶがハマっていた。後ろ姿が漫画のエドガーのシルエットまんまだったのに息を呑みましたほんと。
シーラもハマってたんですよねえ。仙名さんの声の異次元感というか、魅惑的な声、引き込まれる声、それが佇まいの美しさと相まって、この世ならざる者という貫禄をすごく出してて、さらに凄いと思ったのは人間時代ときちんと区別されてるところ。冒頭はまだ乙女だったのてそのあとの変化とか、変わらないところとか、本当に楽しませてもらいました。
瀬戸さんフランクが予想外にイケメン、美しい、背があるからエドガーみりおと並んでるとその対比が最高。そしてシーラを愛してる気持ちが最後の台詞にはち切れんばかりに詰まってて、未だにあのセリフの音色が忘れられません。
バイクのまいてぃがとてもソツなく上手くこなしてくれて、あーこういう人か!すごい、好き!!ってなりました。口跡も綺麗だし歌もうまいし踊らせたら花男エネルギー爆発だし、彼最近絶好調ですねぇ。
で、メリーベルの華優希ちゃん!はいからさんの稽古場しか観れてないけど全力前進!な感じと思ってたら今回はすごく透明な少女…!彼女の存在がかなり作品の中では重要で、彼女がピュアでないと成立しない部分が多分にあると思うんですが、可憐で儚く美しい少女でした。最高!
個人的に今回、セットとか演出とか映像もろもろ凝ってて、ほんと小池修一郎の本気って感じだったんですよね。
高翔老ハンナが塵になる演出とかすげぇぇぇ!ってなったし、頑張ったんだな…。
あとセリが上がってこう、ホテルになるとことか、もう今舞台機構どうなってる?ってくらいいろいろわけわかんない組み合わせ。小池先生はこういう使い方がうまいなぁほんと。
あと圧巻のフィナーレ。
瀬戸さんあの黄金フィナーレ衣装似合いすぎて神々しい。
まいてぃをオペラでガン見してたらやたらエロい顔してて最高だったし、老ハンナだったからやたら顔がピンクで白い高翔お兄さんもフィナーレではバリバリの花男してくれててすごくすごく楽しそうでよかった。
マイティと高翔お兄さんのハイタッチ見れたからよかったよほんと!
あっ、そういえばゆずカレーさんは風邪ひいてた?鼻声だったけど??
東京、観たいけどこれ以上は無理だろうなぁ。
ライビュを楽しみにしましょうかね…。