語りたいこと好きなだけ

歌劇(ヅカ.OSK)オタでジャニオタでアニオタの独り言。スタジオライフ、2.5次元も嗜みます。主観で好きなことを好きなだけ書いてます。

【ヅカネタ】荻田浩一という演出家【懐古】

荻田浩一という演出家がとても好きです。

荻田先生の作るショーがとにかく好きで好きで、実は私の宝塚オタ歴の中で、初めて「面白かったからもう一回見たい!」と切望してリピートしたのが、荻田先生の「ロマンチカ宝塚」でした。

 

何が魅力なのかと言えば、その独特な世界観にあると思います。

だから、ヅカオタの中でも好きな人は好きだし、意味わからないから嫌いって人もいますし。

個人的に世界観は螺旋のオルフェも好きなんですが、結局なんだったのかというのはちょっとよくわからない、まぁそれはそれでいいんだと思うけど。

だから芝居というよりも、ショーのほうが上手かったし、私も好きだった。

ロマンチカは今でも一番好きなショーだし、パッサージュ、バビロン、ソロモン…。

ソロモンなんて、何かに諦めたような作りだったけど、それでも、オギーのエッセンスが随所に詰まっていてとても楽しかった。

初心者向けなのは多分パッサージュとかロマンチカなんだろうけど、でもほんとに全部お勧め。

 

その不思議な世界観と、宝塚ではまず使われない音の選び方、たまにアニメとかゲームの音使ってたらするし、打ち込み系の電子音響いたりするし、でもそれがとてもとても、あのキラキラした舞台に合っていて凄い。

 

個人的にはバビロンの白い鳩とか、ロマンチカのサテリコンの場面がツボです。

 

 

そんなオギーが宝塚からいなくなって早幾年。

前にOSKのショー作ってくれたみたいですが、またやってくれないかな、観に行きたいな。

【ヅカネタ】雪組のケイレブハントをライビュしてきた【宝塚観劇】

これも一ヶ月、ゆうに過ぎてしまったけど、千秋楽をライブビューイングしてきました。

ライブビューイング…いいですよね、舞台行く半分くらいの価格で、見たいところを抑えてくれて、ふっかふかの座席で、ドリンクお菓子片手に楽しめる…超贅沢!

 

さて、肝心のケイレブハントですが、とても私面白かったです!

久しぶりの正塚作品。個人的にはエスペランサが一番好きなんですが、このケイレブハントもとても面白かったです。

サスペンスだし、まず飽きずにどうなるのかな?どういうことかな?ってワクワク見られるし、登場人物がとてもよく動くし個性的。

久しぶりにエンターテイメントとして楽しい作品で満足です。

 

ちぎた氏も歌、ほんとかなり良くなりましたねー!いや、よくなってくれないとダメなんだけど…。

正塚作品の空気をしっかり掴んで、その中で楽しそうに生きていたのが素敵でした。

 

対するみゆ嬢は…ん?なんだろう…すごくすごく、一人で芝居をしているような…なんだかそんな違和感を感じてしまって。

空気感が一人だけ違うというか…。

宝塚の舞台に小劇場の女優さん混ざっちゃいました的な、そんな感じしました。

 

だいもんは安定。茶目っ気のあるいい男。

そして咲奈氏もなかなか可愛らしく作っていて、刺客を無意識に撒いてしまった時のおとぼけ感が素敵。

で、出番が一瞬だけど星乃あんり嬢の力を見せつけられた感がな。可愛いし綺麗でしっかりしてた。

対して星南のぞみ嬢は、どうにかならんのか…ま、まぁまだ新人さんということを差し引いても…もっとできる上級生に振り分けられたら、もっとだいもんとかの芝居で使ってもらえるシーンがあっただろうに…多分カットしたとこ多いと思うぞ…。

 

あとホレイショの翔くんが…とてもいい!!!

柄シャツきてとても刑事に見えないあたりとてもいい。カッコいい。

あと月城かなと氏…きみ、いつの間にこんなかっこよくなったんだ…!

マフィアのボス、最高でした。最後あっけないのもたまらん。

 

 

 

そしてショーですが、耳障りのいい曲が多く使われていて、非常に初心者でも楽しめる構成だし、千秋楽当日がクリスマスだったので、クリスマスの場面もちゃんと追いついてくれた感。

ただ、ケイレブのほうが私は好きなので、印象に残っちゃったなぁと。

 

【ヅカネタ】燃ゆる風をみてきた話

はてなぶろぐをPCから書こうとすると動作がめっちゃめちゃおそくなってとても書きづらいので、スマホにアプリを落としてそっちから書こうと思います。

 

さて、1/12〜1/23まで、最推しの七海ひろき氏の単独主演公演がバウホールで上演されてました。

昔は結構東上してくれた記憶あるのに、最近はめっきりですよね。よって、仕方なく遠征してきました!

 

ちなみについでに大阪で遊ぼうって友人と一緒に観劇計画立ててたんですが、まさかの御断りの連続。

主演作品なのに、チケットが用意できないって何事なんですかね…数年前のWWMも遠征したけど、その時は同じ平日観劇でマチソワ余裕でしたよ…?!

 

そんなFCへの不満を持ちつつも、なんとか私一人だけは観劇できました。

当日チケット受け取ったら罪滅ぼしのつもりなのか五列目ただし下手ブロック。

 

ちなみに、開演前の客席からは戦国ものだからわかるか不安!てきな声が結構聞こえましたが、私はむしろ戦国もの大歓迎!だし、竹中半兵衛は好きな武将五本の指に入るので非常に楽しみでした。

 

懸念といえば、主演の彼の技量的な部分くらいかな(おい

 

で、いざ見てみると…ああー!王道の、戦国もの!!!という、実に安心設計なストーリーで、良くも悪くも冒険せずにやってくれた感。

暗転は多いけど、バウホールでここまで舞台装置やら転換たくさん使って場面を作ってもらえたのはすごいんじゃないかなぁ。

人数少ないのも感じさせないくらい合戦シーンもいい迫力でした。

不安だった主演者の歌も、ヒヤヒヤしながら見たから余計そうなのかもしれないけど、普通にちゃんとしてました。

…じゃあむしろあのTCAの暴走はなんだったのか…こういうムラがあるところが七海ひろきが上り詰められない理由なんじゃ…。

 

ヒロイン真彩嬢も美しくてハツラツとしていて安心感。しかしそれより独特の存在感でその場を凛とした空気にさせてたのが、音波みのり嬢。帰蝶さん美しい…たまらん。

信長の麻央さんは頑張ってたけど、信長のスケールを再現してたのは身長だけかもしれない。

大声で笑うという大事なとこでカスってて「?!」ってなったし。

あと今回全てを持ってったのは秀吉さんかな。そりゃ悠真さん連れてこられたら太刀打ちできないよ!軽快で憎めなくて良い人な秀吉さんでした。

意外と官兵衛が目立たなかったかなぁ?それもりも息子やってた天彩嬢のが目立ってた、コケてたけど。

 

あとストーリーで気になったのが、一応武士の話だってのに、やたらと椿が尊重されて出てくるんですよね。

半兵衛の奥方が、椿が大好き設定、おまけに「庭の椿をあなた様だと思って過ごします」的なことを平気で言う。

花ごとぽとりと落ちるのが首が落ちるのを連想させるから武士が嫌う花ってのは有名なんじゃなかったのか?

それとも妻が好きだと言うならそんな謂れは気にしないんだよという半兵衛の大きさを見せたかったのかな?

その辺りは説明も匂わす感じもなかったので全くわかりませんで、違和感しか残らない。

おまけにラスト、半兵衛が死んだとこで、椿なぽとりと落ちて「あっ…椿が…!」ってなるけど、取って付けた感があってイマイチ…。

やたらと椿押してくるけど、これは戦国武将ものとしてはNGだろ…ってずっと思いながら見てました…。

 

全体としてはみんなちゃんと頑張ってたし、作品としては割とちゃんも成り立ってたけど、やっぱり小さいとこで惜しいかな?というのがあった気がします。

でもまぁ、何はともあれ、七海ひろき氏主演おめでとう。

選抜な予感もするから明日の集合日こわいよー。

 

【ヅカネタ】タカラヅカスペシャル2016をみてきた

ライビュですが、みました。

いやー年に一度のお祭りですね。

相変わらずのダサい歌も、これを聞かないと年が越せない身体にヅカオタは教育されてんでしょーか。


開演前には宙の桜木くん率いるチーム若手がニューセンチュリータカラヅカの振り付けをレクチャーしてくれましたが、まぁライビュ会場では誰もやってませんでした!!!←

実際あれを舞台上のジェンヌがやってもハンドマイクのせいで余計大変そうに見え、なんだか滑稽です。それならヘッドにすべきでは…?なんて思ったりして。


さて、今回は恒例のパロディコーナーはなし。

なくていい!英断!!あれ下手な人がやるとほんと失笑なんで。

おかげで歌をたくさん聞けて楽しかったす!


一番今回たまらん!と思ったのは専科。

みつる氏、コマ氏、マギー氏、かちゃ氏を轟さんが引き連れてくれたのにはほんと頭が下がる。

あーもう!専科勢がわたし好きすぎて!!!

一人ずつたくさん歌ってくれてほんと嬉しい。

中でも、沙央くらまの♪アマールアマールにどきゅんと感銘。

久しぶりにいいアマールアマール聞いた…素敵…。


そして組コーナーみてたらほぼ宙全部見てることにわたしが驚く←

実は一番みてない雪組さんが不在だったのも助かった←


ところで私の推しである七海ひろき氏…歌どーにかしてくれ!!!!!

二幕はまだよかったけど、一幕のソロが壊滅的すぎてファンのわたしでも頭抱えたわ!!

某谷岡さんに似てるのは顔だけにして!!!


しかしそんな七海氏も二幕の歌唱はまだマシ。

かつ、桜木くんと踊る際のあっつい投げチューがライビュのカメラにばっちり抜いて貰えてて、ああ…よかったね…と思いました。

桜木くんもめちゃめちゃ可愛くて安心した←



あと個人的にちらちら思ったこと。


・ゆずカレー氏は美の暴力だなと。見ずにはいられん、見たら目が離せん。

・そんなわたしはマイティ派。そよ風のように寄り添ってくるマイティの美。実はゆずカレー氏よりマイティのが顔が小さい…んだよ!

・フィナーレトップ娘のドレスにとってつけたシフォンのリボンなくてよくない?マカロニパスタみたいだったよ?←

・星風まどか氏って、桜良さんと似てると思うんだけど?



さて、明日は雪組ライビュでヅカ納め。

【観劇】宙組全国ツアー 案外よかった

宙組全ツを神奈川で観劇。

遠い・・・遠いよ県民ホール・・・そして、この劇場の苦手なところは、トイレ導線が謎という・・・まあそれはおいておいて。

 

TCA・・・いまはTCAなんて言わないんですね、タカスペなんかでもよく聞く「愛している」を連呼する歌が出てくる「バレンシアの熱い花」。

正直、そのくらいの感覚で見に行きました、スイマセン!!!

うらら嬢のヒロインが見たかったんだもの。

そしたらね、意外と面白かったんですよね。

オチがアレなのはまあおいておいて。対等な男が三人出てくる、さらに女性も三者三様、人間関係もわかりやすい。

おお、これはなかなかいい感じ。

これ全ツ枠じゃなかったらどんなんだろうかと興味は沸くけど某タニ氏のを見る勇気はありません(タニ氏の舞台は月時代からずっと見てますけど、一貫してアレなんですよね、そこはもう、しょうがない、すごいすごい

 

んで、ヒロインのうらら嬢が、もう圧倒的な美。

っていうか、華。

なんだろう、一人でも立てるし、相手役さんに寄り添うことで、その空間がさらに大きく広がるというか、女性目線で見ても、女性が共感できる雰囲気を作るのがうまい気がします。

お歌も、お!筋肉ついたかな?っていう。

もともと彼女の声域の問題だったし、っていうか劇団いい先生紹介しなさい、いい先生に出会えますように・・・って願ってたから・・・なんか今回いい方向へ転がっててよかった・・・。

圧倒的な美と、かわいらしさ、ヒロインらしさ・・・いいわ・・・。

 

らら嬢はこういう翻弄される女性が合うのだろうか。これは相手のアッキー氏にも言えるんだけど、こう、翻弄されてるのが似合う人っていいよね・・・これは個人的な好みですけども。

 

んで、もうほんとどうにかしてほしいよーなのが、ショーで娘1ポジをうららと分け合った例の彼女さんですけど・・・どういうことでしょう、誰だめっちゃ上手いっていったの。

芝居が棒過ぎて驚いたけどわざとなのかな?そしたらひどいぶちこわしだけど?そして踊りも普通。歌は音が取れて声が綺麗。それだけかな。

悪いけど、星の二番手さんと同じ空気感じてしまう、苦手です!なぜ推されているの?誰か良さを教えてくださーいな状態。

 

さ、来週はKAATに双頭の鷲・・・また駅から遠い・・・。

【ヅカネタ】トップコンビの扱い方

ちぎみゆ退団に寄せて。

 

・・・とかだったらアレなんですけども。

しょーじき、あの次回作のタイトル、そしてなんとなくそろそろじゃないか的な空気、むしろあーやっとかぁっていう人もいたかもしれんですよね。

まあ、正義は人の数だけあるのでアレなんですけども。

 

それはさておき、私、トップコンビをまるでリアルな恋人、または夫婦のように扱うのが苦手です。

特に昨今だと、ちえねねのあの、過剰なまでの演出というか。

劇団の売り方もそうですし、それにのっかって娘役がもうデレデレしているのが本当にもう、苦手でして。

トップコンビっつーのは、お互いにいい作品を作り上げるための契約関係だと思ってるので、そりゃあ仲良いにこしたことはないし、そのほうがやりやすい事も多々あるでしょう。

そしてまあ、こちら側から見えるもの、むしろあちらが見せてきているものが、実際そうなのか、外向けの演出なのかというのはまあ、誰もわからないんですけども、あまりにも過剰な夫婦ネタとか恋人演出は・・・・え、もしかしてそうやって自分を信じ込ませないとやっていけないくらい本当は相容れない二人なんでしょうか・・・とか思ったりしちゃうんですよね(勘ぐりすぎとも

 

まあ、なんにせよ、お互いがお互いを尊重して、お互い高めあっていい作品作ってくれれば、問題ないわけです。

昨今でいうと、私が気にならなかったのはみちふうコンビかなぁ。ふうちゃんがみっちゃんを尊敬してます、好きです、というのは媚びている感じがなくて非常にすがすがしかったんですよね、なんだろうか、その違いは・・・・。

 

 

 

【ヅカネタ】星組千秋楽 北将先輩卒業おめでとうございます!

星組千秋楽見てきました。

ライビュです!!!

最近ライビュの快適さに気づいてしまって、もうこれからはそこそこーってやつはライビュでいいんじゃない?と思ってます←

 

そして、実は初見です。チケットとれなかったんだもの。

お芝居よりもショーが気になってましたが、終ってみると、お芝居のほうが味があってよかったかもしれん・・・という気分。

ロマンスも嫌いじゃないしむしろ好きだけど・・・今回はサイトー先生に軍配かな。。。

 

さて、みっちゃん。

みっちゃんなんて呼んでいいのかわかりませんが?

組長の読み上げる挨拶中に流れていた舞台映像、あー!全部知ってるー!!ってなってしまいました。

オルフェ・・・ああ、ドアボーイ・・・ああ、レオ・・・。

感慨深い。

みっちゃんすげえな、もうパワフルだよ、という。

語るところは既に語りつくされていると思うので、本当にもうお疲れ様ですと、ありがとうございますというアレなんですが、私もこんなことを言ってしまっていのかわからないんですが、みっちゃんのようなエンターテイナーになれるべく、頑張ろうと心に決めた千秋楽でした。

ふうちゃんは、やっぱり面白い娘役さんですね。

私、箱入り娘タイプの娘役が苦手なんですけど、あの、ほら、ついていきます寄り添いますあなたの色に染まりますっていうかそれ以外わかんないですという。

ふうちゃんはそういう娘役じゃなかった、やっぱり楽しい人でした。

挨拶も可愛らしいし、自分の言葉がしっかりしていて、かつみっちゃんへの愛が溢れすぎてて・・・「新生星組を二人で見に行きたいと思います!」というみっちゃんの言葉に小さく飛び跳ねて喜ぶふうちゃんはめちゃめちゃキュートでした。

 

退団者へのお花渡しであすかちゃん久しぶりに見ました。

そしてハッチさんイケメンすぎて怖かった、花の男役は本当に美しい・・・。

今改めてさおたさんと並んでほしい。。。

 

幸せな千秋楽、素敵でしたね。

 

さ、次は満を持しての紅さんですが、どうでしょう。

個人的には女子に嫌われる女子のタイプな相手役さんがすこーし心配です。